先日ツイッターを見ていたら、日本に20数年ぶりに帰ってきて気づいた
日本のいいところを上げていく、っていうスレッドがあったんですよ。
バズってたんで見た方もいらっしゃるんじゃないかしら。
その中にペットボトルの「いろはす」についての記述があったんです。
パッケージのわかりやすさ、飲み終えた後に潰せる機能性、そういった細部に拘る
デザイナーの思いやりはまさに日本の良さだ、というような内容でした。
ちょうどこれを見る数日前に私も同じようなことを考えていて
例えば、私が中学生くらいの時に初めて実家に電子レンジがきたのですが
当時はそのままレンジに入れて温められるプラスチック容器というのが
ほぼなかったのです。
プラスチックは溶けてしまうので、他の器に移し替えて温めるというのが
デフォでした。
今はそのまま温められて当たり前だよね。
後はサラダ油とか調味料、醤油さしビンとかだいたい液だれするもんだった。
今は液だれとか滅多にないよね?
こういうのって時代に合わせて少しずつ企業が努力していった賜物だと
思うんですよね。
ガーナで売られているサラダ油とか普通に今でも液だれするから
利用時にいちいちきれいにしないといけないんだよ。
世論や要望に押されてという部分もあるだろうけど、でもそういう些細な部分を
日々改良していくのが日本人の細やかさだと思うんです。
液だれなんかちょっと拭きゃいいじゃん、て場所もあるんだろうからさ。
そうやって手に入れていく便利さに感謝しないといけないなあ、って。
ところで電子レンジっていつぐらいから日本で普及し始めたかご存じ?
今回気になって調べたらこんな感じらしい。
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社団法人中央調査社による調査では、日本において電子レンジの保有率の推移は、
1971年では、2%しかなかったが、1970~1980年台に順調に普及が進み、
1980年に28%、1985年に41%、1990年に70%と大幅な伸びを示し、2000年以降は
90%以上、2005年では97%となっている。
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思い返せばレンジが来る前は料理は冷めたら再度火を通すもの、冷えたご飯は
チャーハンかおじや、みたいな生活だったんだよなあ。
あと50年もすれば電子レンジがなかった時代を知らない人が大半になるのね。
まあ私も生まれた時からガス台はあったから七輪で火起こし時代とか知りませんけどね。