夫の誕生日におめでとうカードを送ったので
ありがとうの電話が来ました。
ガ族のクイーンマザーが亡くなられたということで
ガーナで数日間の外出禁止令が出ていたんですってね。
マーケットとかもお休みになるそうで、この記事の内容でしょうか。
「キングはクイーンが選ぶんだよ」
という話からクイーンの選ばれ方とか色々と話を聞きました。
面白いなと思ったのは、キングにはキングの管轄、クイーンには
クイーンの管轄があってお互い干渉してはいけないという内容。
例えば「お前がやったあの仕事気にくわないからどうにかしろ」
とかキングからクイーンへの圧力はNGなわけ。
立場としてはどっちが上ってことはないのね。
そのフェミニズムってガーナ人女性の強さの源なのではないかな
と思ったのです。
ガーナは家父長制が強い部分ももちろんあるけど、最初から大人しく
旦那さんや父親の言う事を聞く女性っていうのもあまりいないんじゃ
ないかなと思っています。
喧嘩して最後に渋々折れるみたいなパターン多いよなと。
ダメな夫だったらさっさと切る(離婚する)しね。
前にも書いたかもしれないけど、今までで一番印象に残っている話は
思春期の女の子が父親とめちゃくちゃ仲が悪くて、父親への
嫌がらせの意味で毎夜夜遊びに出かけていたんですって。
父親は怒って彼女の髪を剃っちゃったんだけど、彼女は頭に
スカーフを巻いて夜遊びを父親が死ぬまで続けていたそうな。
うちの夫の姉も本当に気が強い人で、多分結婚と離婚を4回くらい
繰り返しているんだけど、自分の娘が結婚する時に出たアドバイスが
「結婚に一番必要なのは謙虚さよ」
って「え、そこ?」ってやつだったんだけど、まあ強い彼女らしい
学びの言葉でもあるよな、とも思います。
でも「osramちゃんもそう思うでしょ」って同意を求められても
「お、おうそうだな・・・」くらいの反応しかできません。