福井のお菓子屋15代目の気づきNo.173~悩んでいるお客様に聞く~ | 福井のお菓子屋15代目の気づき

福井のお菓子屋15代目の気づき

福井市で江戸時代元禄12年(1699年)創業、お菓子の製造・販売をしている御素麺屋です。
このブログでは15代目が日々の気づきや様々な良いところを探し・見つけ、お伝えしていこうと思っております。少しでも楽しんでいただければ幸いです。

こんにちは、15代目です。

分からなければ、聞いてみるのが一番だと思います。

すると、実は単純なことだったりします。



~悩んでいるお客様に聞く~

お菓子屋さんってある程度目的があって買いに行くと思うんです。

・何か甘いものが食べたい。

・お菓子を手土産に持って行きたい。

・かりんとう饅頭が食べたい。

・内祝い用のお菓子を買いたい。

などなど。


あまり目的もなく何となくお菓子屋に来ましたというお客様は少ないと思うのです。

それにも関わらず、お店を一周して何も買わずに帰られるお客様がいます。

これはどういう理由なんでしょう?

御素麺屋という看板をみて、「おそうめんを売っているお店」と勘違いしていたというなら分かりますが。

どうもそうではないようです。(実際にたまにはそういうお客様もいます)


先日、大和田店でずっと悩んでいるお客様がいました。

お店に立っていると、何も買わないで帰るお客様が少しは分かります。

そのお客様もそんな感じでした。


そこで、「何かお探しですか?」と声を掛けてみました。

すると、

「今から1時間ぐらい冷蔵庫入らないのですが、ケーキはダメですよね。

焼菓子はあまりピンとこなくて、ケーキがいいのですが。」

とお答えになりました。


保冷剤をお入れすれば、1時間は持ちます。

そのお客様が悩んでいたのは、こういった単純な悩みです。

でも普段そんなにお菓子屋でお買い物をしないでしょうから、

保冷剤の存在は忘れている(思いつかない)可能性があります。


私がたまたま声を掛けなければ、

ケーキはダメだと何も買わずに帰っていたかもしれません。


接客のちょっとしたヒントでした。


ありがとうございます。

御素麺屋 15代目