福井のお菓子屋15代目の気づきNo.99~6月のお菓子「水無月」販売開始です!~ | 福井のお菓子屋15代目の気づき

福井のお菓子屋15代目の気づき

福井市で江戸時代元禄12年(1699年)創業、お菓子の製造・販売をしている御素麺屋です。
このブログでは15代目が日々の気づきや様々な良いところを探し・見つけ、お伝えしていこうと思っております。少しでも楽しんでいただければ幸いです。

こんにちは、15代目です。

意味のあるお菓子ってこの世には結構あります。

結婚式の紅白まんじゅうしかり、この水無月もしかりです。



~6月のお菓子「水無月」販売開始です!~

6月を意味する「水無月」の販売が始まりました。


福井のお菓子屋15代目の気づき

水無月は6月になると京都でよく食べられているお菓子です。

福井の人には馴染みが薄いお菓子かもしれません。


この水無月、古来から意味のあるお菓子の一つで、6月30日に食べるとされています。

6月30日、京都では「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事が行われます。

この日は1年の半分を終える日で、半年間の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈念します。

この日に食べるのがこの水無月です。


よって、水無月にはいろいろな意味があります。

まずは、上の小豆。

小豆には悪魔祓いの意味合いが込められています。

下の白い部分は外郎(ういろう)です。

外郎といえば名古屋のイメージですが、京都でもしっかりと使われているのですね。


三角形の形にも意味があるとされています。

昔、京都では夏になると氷片を食べて、夏の暑さを凌いでいました。

しかし、冷凍庫もない時代、庶民にはなかなか氷片は手に入りません。

そこで、この水無月を氷片の形にしたとのことです。


福井では馴染みの薄い水無月かもしれませんが、

このような意味をしりながら召し上がるのも一つかもしれませんね。


ありがとうございます。

御素麺屋 15代目