今朝は8時発のタンペレ行きの電車に乗る。
2時間かけてタンペレに着き、そこから乗り換えて一時間半かけてPori駅に着き、そこからバスで30分+徒歩10分ほどでマイレア邸に到着。
ここでは日本人はおらず、欧米人のみだった。
マイレア邸は残念ながら写真撮影禁止だったので写真は無し。
でもアールト邸よりもさらに美しい空間だった。
顧客はこの辺一体の土地を持った金持ちで、アールト夫妻ともともと仲良かったのもあって依頼したそうだ。
内装はアルヴァアアルト、家具は妻のアイノアアルトと棲み分けて担当したそう。
家具には一部この家のためだけの造作家具もある。
柱に使われているパイン材はアメリカから輸入した赤みのあるオレゴンパインで、天井に使われているものはフィンランドでとれたもので黄色みがある。
またリビングの横にはテラスのような空間があり、それもまたお洒落。
写真で見せれないのがとても残念だが、テルメヴァルス同様写真で撮って気軽にSNSにアップできないからこそ、実物を訪れる価値が高まるんだろう。
邸宅はデザインだけでなく機能性も所々重視されていて、拡張性のある棚とか自分の家の設計にも取り入れたいなと感じた。
そして驚きなのがこの家が1930年代にできたにもかかわらず、今見てもとてもお洒落なこと。昔らしさを感じられない。
フィンランドなのでもちろん外の庭にサウナ小屋がある。その目の前には気持ちよさそうなプール。
マイレア邸を後にし、電車まで時間があったので買い物したり近くの公立図書館でトイレを借りたり時間を潰す。
とても田舎の図書館にも関わらず日本の漫画も置いてあり、なんか誇らしい。
タンペレに戻り、airbnbにチェックイン。
今日もとても綺麗な宿で嬉しい。
荷物を置いて、ラヤポルティサウナへ。
ここは世界最古のサウナ。
小屋のような可愛い見た目で、外のベンチでは地元のサウナーのフィンランド人のおじさんがたくさん座っている。
ここは男女別のサウナで、外の整いスペースで合流できるスタイル。
中のサウナはロウリュし放題なのでとんでもなく熱くなった。5分いるだけでも十分整えるレベル。
外気浴スペースへは水着でなくバスタオル一枚なので若干躊躇する、、
女性客は少なくほぼフィンランド人のおじさんばかりなので、、
人のブログを見てると、大阪弁で話しかけてくる常連客がいるらしく、夫はその人に遭遇したらしい(笑)
更衣室が誰もいなかったので写真とっておいた。
そのあとはサウナ梯子でラウハニエミサウナへ。
ここは湖に飛び込めるサウナとして有名だが、先日のLoyluと違ってかなりローカル感が強い。
訪れた時間は夕方近く(といっても21時とか)で夕日がとても綺麗。
サ室ではベテラン常連客がロウリュ横に鎮座しており、ガンガンかけていく。
途中でこれは死ぬやばい!と思って慌てて飛び出した(笑)
フィンランド人はサウナの高温にもとても強い。長年鍛えられているのだろう笑
タンペレまで来ると流石に日本人もあまり見かけなかった。
ここには飛び込み台があり、夫は躊躇なく飛び込んでいたけど
私は直前で怖くなり引き返してしまった。
そこまで高くはないけど、それでもやっぱり怖い、、
そうするとモロッコ人カップルから話しかけられて、日本のアニメが好きだそうで少し話していたが
カップルの彼女さんも怖がってやめてて、
いろいろお互いを励まし合った後、意を決して飛び込んだ(笑)
怖かったけど悔いを残さなくてよかった〜
またここでは外の整いスペースにBBQコンロがあり、ソーセージを持参すると無料で焼くことができる。
私もたまたま夜の晩酌用にスーパーで買ってたのを焼く。
外で食べる焼きたてソーセージは最高。
なんならサウナに入らずBBQと酒だけ飲んでる人もいた。
最終バスで宿に戻って、家で軽くワインを飲んで終了。
宿のテラスがとても最高で、将来こんなテラスのある家に住みたい!と思った。
上部もガラスが入っているのが邪魔かなと思いきや、雨や風をしのげるし、むしろ快適。
また下部もガラスになっていることが、見晴らしを良くするポイントなのだろう。