自分の直感を信じている。

物事の本質を見る力があるか。

一つ一つを理解して頭で整理しているか。

プライドを傷つけられることが一番嫌いだ。

人のいやがることが痛々しいほどにわかるから、人を傷つけてしまったことを人一倍後悔する。

だけどそこをごまかして生きていかなければいけないことの辛さって他人にはわからない。
人生は思いのままにやっていける。

何も考えなくても時間は過ぎていく。

常識や非常識。そんなものはどうでもいい。縛られて生きていくのなら、恥をかくのがいやなら、またいつものように後ろに歩き出せばいいだろう。

こんな何でもないちっぽけな人間がそのうち世の中の人間の心をかっさらう。
今少しだけ背中の後ろの方にトンネルの出口が見える。

自分はその充実感に浸って少しだけ気持ちよくなっている。

一つの世界に何通りの物語が存在する。

その中の一つのちっぽけな話だったんだと、終わってみればなんてことなかったんだと、自分を笑ってみる。

それより大事なのはこれからの話。

これからが本当の恐ろしい話だ。

スタートラインに立っただけのことなんだ。これだけの時間を使って得たものはこれっぽっちだと思うかもしれない。

しかし物事の本質というものはそんなに単純ではなくて。

普通にして見えることはほんとはその背景でどれだけの労力を使ってそう見えているのか。

そんなものばかりで。

誤解して生きてきた。

でもそのことに気づいたということは何にも変えられないものである。
根源的に、いままでつくりあげられてきた自分の統一をこわしてみなければならない。

壊してから考えてみなければ分からなくなってしまっていることを、壊してから考えると言う手間をかけてみる。

それだけの勇気である。
真実。この世の中の本当の姿。

生きている。考える。感じる。思う。笑う。喜ぶ。心臓が張り裂けるほどの緊張。緩和。

憎しみ。妬み。ずるさ。女性。悪。嫌悪感。裏切り。

壊れる。

宇宙。マクロ。つながっている。本当は。誰かが...。

戦争。関係ない。



祖先。遺伝子。ピラミッド。黄金比。秩序とやら。出来過ぎてる。分からない。このままで。

いつか滅びる。ずっと続く。


幸せ。不幸せ。感情。感じる。無になってみる。脳みそ。神経。全部出来過ぎている。

下らない。この脳みそを殺してやりたい。

死んだらどこに行くんだろう。自分と認識しているこの感覚が自分なのか。実態はない。本当はすべて透明。

この自分という乗り物を実体のない自分があるいはそれさえもあやつっているものが動かしているのか。

エス。

この空虚感は何なんだ。

社会に組み込まれて分けも分からないやろうどもにだまされて。いやだまされている奴らのだましあい。茶番だ。

今日も不愉快だ。この波にのまれて。
トンネルをぬける。一歩手前に立っている。後ろを振り返っても入り口は見えない。

発散する。消化する。疑心。とてつもなく深い。一人になった。

宇宙。意味。進化。投影。幻影。孤独。感情。ペルソナ。


こんな遠くにきてしまった。意味もない。建設的でもない。躊躇。外に出る。道。不安。成功。

最後に。バランス。世間のくずども。社会。矛盾。建前。埋もれる。無視。

人の本心。本音。思い。空しさ。幸せ。不幸せ。

成長。無意味。


...そんなことを真剣に考えていたこともあった。

....今は少しだけ気持ちがいい。
愛が憎しみに、信頼が不信に、平和が対立に、一挙にして変わる。そうした変化をもたらす行動をとれる時、はじめて人間は強者となれるのだ。

そうしてこそ真の道徳を身につけることができるのだ。敵をつくれるか、つくれないか、そこに人間の行動の真価はかかっている。

敵をつくる行動にでられないもの、その人は何事もなし得ない。
*ニーチェが『何のためにということがわかっていれば、どのような苦しみにも耐えられる』といっているが、そのとおりである。もっとも耐えがたいのは、何のための苦しみかわからない苦しみなのである。

*自殺が目的ではなく、卑猥、低俗、このやりきれない常識、しかも、この常識によってこそ世界がもつという人間 ー それを殺すために自らを滅ぼしたのである。

*自分にとってもっともできにくいこと、自分にとってもっとも避けたい悲しみ、それをあえて行うことによって自分で自分を殺して行く。それが自己変革である。
 その変化がどのようなものであれ、情熱によってなされるがゆえに自己変革は美である。
 たとえ変化であっても、無気力による変化は自己変革とは違う。
外は真っ暗で、鳥が鳴いている。

思いのほか自分の立ち位置が細い線のようで。

立ち上がった先には小さい川と田園風景。
懐かしい香りと苦い思いで。

魚達が引っかかり、飛び跳ねて、茅葺き屋根は昔のまま。

その家は昔おばあさんが住んでいた。

ひとしきり鳴いて鳥はいなくなったみたいだ。