旦那の不倫が原因で離婚した
シングルマザーの「ゆき」ですニコ

2人の子供達と婚約者アキくんと
ステップファミリーを目指していく
生活を中心に綴ります花

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上差しこちらの記事の続きです。





「胚培養士」になる!




そう決めてからの私は熱かった炎





大学では無事に動物生殖学研究室に入り、研究分野も胚培養士になれる分野の席をGETグッ



その分野では、臨床に通じる研究をする過程で、人間の不妊治療で実際に行うのとほぼ同じ手順で体外受精や顕微授精、胚凍結などを経験出来た。



例えば、顕微授精では




こういう大きな顕微鏡を使って.......




こんな事をやりますニコニコ


顕微鏡を覗きながら左右の手で慎重に絶妙な動きでアームを動かして作業します。


実際には↑の写真の工程の前に、泳いできた精子を細い針で捕まえて、首根っこの部分を針でキリキリと傷つける作業も行ったり(精子の不動化&精子の中の成分が卵子内に出やすくするため)と本当に繊細な作業です。


研究して論文を書くためには、統計のために何十件も実験を行わねばならなかったため、技術が身につきました(ง •̀_•́)ง



研究&技術磨きの傍ら、不妊に関する本を読んだり、テレビやネットなどのメディアで情報収集。



その中で思ったことは、



世の中、高齢者や子供の問題はよく取り組まれているけれど、不妊に関しては取り組み不十分であること。

(政治家も大体が高齢者や子育ての事を熱く語ってますよね)


私は元々、大多数よりも少数派の味方をしたくなる気質。


なので、「高齢者や子供のことはたくさんの人が考えているから任せて大丈夫。でも、不妊について考えてる人は少ない....気づいた私がやるしかないニコニコメラメラ



......と、ますますやる気をみなぎらせた。






就活の時期になり、私はある不妊治療専門クリニックに見学に訪れた。


考え方にとても共感できて、そこで働きたい!と強く思った。


そこは小さなクリニックだけれど、それゆえ、早い段階で1人前に育てて貰えると踏んだのも大きいニヤリ




そして、面接試験の日。



技術に関しては、大学で取得済みだから問題なし。

態度に関しても、見学に来た際の顔つきや熱い思いがとっても良かったわよちゅー

この後、あと本当は20人面接しなきゃいけないけれど、あなたという逸材を見つけたから全部断るわちゅー



.......という事で、個人事業主ならではの采配で、私を選んでくれました滝汗(そんな選び方ダメなんじゃ......)




そんな感じで、あっさり就職を決められた私でしたが、見学と面接時に実力以上の力を出してしまった私は期待されすぎて、胚培養士業務の他にも、看護師、受付、臨床検査技師の仕事も経験させられた。



それも全ては自分の成長の為プンプン



本業の胚培養士業務は、大学時代に実践をたくさん積んでいたおかげで順調にっこり

優しくも厳しい先輩に指導してもらい、他の施設では5~6年かかると言われている基本的技術を1年で取得し、任せてもらえるまでになった。


自分が行った施術で患者さんが妊娠出来た時は、感無量だったニコニコ





昼休みは立ちながらおにぎりを食べて済まし、早朝から夜遅くまで働く。

休日の呼び出しもあるし、有給なんて新人のうちはありえない。

様々な業務を兼務していたのでストップウォッチを何個もぶら下げながら走り回る日々滝汗(聖徳太子のようw)


激務に加え、精神的ダメージも重なり........



酷い頭痛が度々起こるようになった。




頭痛専門クリニック、整体、鍼......もしや、心理的なもの?と思い、心療内科にも通ったが一向に頭痛は良くならなかった。