お久しぶりです、季節も進みテーラーハタノでは近頃仮縫いと納品で
忙しくさせて頂いています。
その中から今回は上質なウールカシミヤのスーツをご紹介いたします。
比較的恰幅の良い方なのですが胸からウエスト、裾にかけて
綺麗なくドレープを出す事ができました、仕立ての良さは仕立て技術にもよりますが
素材(生地)の特性や良し悪しにも関係してきます。
またお客様のリクエストで袖の付け根をロープ・ド・ショルダーに仕上げました。
皆様こんにちわ、面白そうなので前回に続き64年当時の
アメリカファッション雑誌GQ
のご紹介をしたいと思います。
今回はラペル(襟)の部分に焦点をあててご紹介したいと思いますが
当時の流行が良く分かります、今見てもセンス良く見えるのは
素材や仕立ての良さと着こなしでしょうか、デザインそのものも不変的
なものだからと私は思います、長く着ていただく場合の
ご参考にして頂ければ幸いです。
かなり張りの強い仕立てですが美しい返りのラペルで
全体に立体感が良く出ています。
ラペルの下襟部分の角を丸く取ったセミ・クローバー・ラペルで
肉厚の有るヘリンボーンツイードを柔らかく見せています。
ポケットや襟に入っている5mm巾位のステッチもアクセントを加えています。
フォーマルですが襟は最近は殆ど見ないL・シェープド・ラペルと呼びます、
胸、腰ポケットは両玉(細長い縁取り)とあいまって直線的に見えます。
2番目の写真と同じくセミ・クローバー・ラペルでナロータイに合わせて
ラペル巾も細い目にしています、胸元をシャープに見せる為でしょう
これは当時の主流のようでしたがフロントのボタン位地は現在の主流と似ています。
このように紳士服のデザインは時間と共に少しずつ変化して行きますが
また戻ってくる場合もあるようです。
アメリカファッション雑誌GQ
のご紹介をしたいと思います。
今回はラペル(襟)の部分に焦点をあててご紹介したいと思いますが
当時の流行が良く分かります、今見てもセンス良く見えるのは
素材や仕立ての良さと着こなしでしょうか、デザインそのものも不変的
なものだからと私は思います、長く着ていただく場合の
ご参考にして頂ければ幸いです。
かなり張りの強い仕立てですが美しい返りのラペルで
全体に立体感が良く出ています。
ラペルの下襟部分の角を丸く取ったセミ・クローバー・ラペルで
肉厚の有るヘリンボーンツイードを柔らかく見せています。
ポケットや襟に入っている5mm巾位のステッチもアクセントを加えています。
フォーマルですが襟は最近は殆ど見ないL・シェープド・ラペルと呼びます、
胸、腰ポケットは両玉(細長い縁取り)とあいまって直線的に見えます。
2番目の写真と同じくセミ・クローバー・ラペルでナロータイに合わせて
ラペル巾も細い目にしています、胸元をシャープに見せる為でしょう
これは当時の主流のようでしたがフロントのボタン位地は現在の主流と似ています。
このように紳士服のデザインは時間と共に少しずつ変化して行きますが
また戻ってくる場合もあるようです。
皆様こんにちわ、テーラーハタノでは1960年代当時アメリカのメンズ向け
ファッション雑誌GQを定期購読していました、今では日本版も発行されていますが
当時は直輸入していました。
写真の表紙を飾っているのは俳優ヘンリーフォンダ、当時の主流の
ナロータイと今のものよりも少し長い裾のジャケットで
生地の柄もはっきりとしていますが茶系を中心に見事な着こなしです。
今見てもあまり古臭さを感じさせない65年当時のシンプルなジャケットです。
ナチュラルショルダーに綺麗な返りのナローラペル、シンプルな
2つの袖ボタン、ウエスト部はストレートなシルエットで
全体に軽快さがあり飽きの来ないような良さがあります。
このようなスタイルは長年着用するお仕立服において
注文する際には大きなヒントにもなります。
3ツボタンのジャケットもよく見られました、Vゾーンが浅く
ラペルが細いのとで目線を上に持ってきてコンパクトにまとめています。
シルエットはややゆったりですね。
ファッション雑誌GQを定期購読していました、今では日本版も発行されていますが
当時は直輸入していました。
写真の表紙を飾っているのは俳優ヘンリーフォンダ、当時の主流の
ナロータイと今のものよりも少し長い裾のジャケットで
生地の柄もはっきりとしていますが茶系を中心に見事な着こなしです。
今見てもあまり古臭さを感じさせない65年当時のシンプルなジャケットです。
ナチュラルショルダーに綺麗な返りのナローラペル、シンプルな
2つの袖ボタン、ウエスト部はストレートなシルエットで
全体に軽快さがあり飽きの来ないような良さがあります。
このようなスタイルは長年着用するお仕立服において
注文する際には大きなヒントにもなります。
3ツボタンのジャケットもよく見られました、Vゾーンが浅く
ラペルが細いのとで目線を上に持ってきてコンパクトにまとめています。
シルエットはややゆったりですね。
皆様こんにちわ、本日は型紙から線を引いて
そのあと生地の裁断する所です、
これを我々はカッターの仕事とも呼んでいます。
この型紙には服の色々な要素が詰まっています、着る方の
お好みのシルエットやディテール、それに各部の寸法、
フィッティングに大事な体型の癖を取る為に必要なダーツ等
着る方に必要な様々な細工を施してあります。
よくオーケストラの指揮者に似ていると例えられますね。
下写真の型紙のお客様は恰幅の良い方なので
おなか周りから裾にかけて綺麗に沿うように細工をしてあります、
仮縫い後は補正をしてそれを元にまた型紙を修正して
更に煮詰めていきます、これを繰り返す事により
着る方のお好みの服が出来上がります。
またこの秋冬用生地はピンストライプのダークブラウンになります、
この後上品な光沢で遠目からでも美しいシルエット
のスーツが出来上がります、それと今年の秋は
ブラウン系のスーツのご注文が増えております、
ブラウン系はまだの方は一度お試しされては如何でしょうか?
私も秋の雰囲気にはピッタリと思います。
※美しい光沢のあるスキャバルのサキソニー
そのあと生地の裁断する所です、
これを我々はカッターの仕事とも呼んでいます。
この型紙には服の色々な要素が詰まっています、着る方の
お好みのシルエットやディテール、それに各部の寸法、
フィッティングに大事な体型の癖を取る為に必要なダーツ等
着る方に必要な様々な細工を施してあります。
よくオーケストラの指揮者に似ていると例えられますね。
下写真の型紙のお客様は恰幅の良い方なので
おなか周りから裾にかけて綺麗に沿うように細工をしてあります、
仮縫い後は補正をしてそれを元にまた型紙を修正して
更に煮詰めていきます、これを繰り返す事により
着る方のお好みの服が出来上がります。
またこの秋冬用生地はピンストライプのダークブラウンになります、
この後上品な光沢で遠目からでも美しいシルエット
のスーツが出来上がります、それと今年の秋は
ブラウン系のスーツのご注文が増えております、
ブラウン系はまだの方は一度お試しされては如何でしょうか?
私も秋の雰囲気にはピッタリと思います。
※美しい光沢のあるスキャバルのサキソニー
皆様こんにちは、先日秋冬物の生地の整理をしていましたら
新たな発見をしました。
数あるストック生地の中でもヘビーなミルドウーステッドの
生地ですが意外と柔らかいので仕上がった時に動きに良く追従
する服になります、ロンドンの老舗マーチャントH.LESSER&SONSが
20年程前に織らせたビンテージのスーツ地です。
今の新しいタイプのスーツ地と比べると厚みも重さも違いますが
非常に上質な原毛を使っていますので良い仕立て栄えする
生地になります、特に長年の着用により程好い柔らかさになって体に馴染み
手放せない一着になると思います。ある意味腰の強いツイード生地の
ような感覚と似ている生地ですが、今は織機が変ってしまった為に
このような生地が織られていないのが残念ですね、
また何時か作られる事を期待しています。
新たな発見をしました。
数あるストック生地の中でもヘビーなミルドウーステッドの
生地ですが意外と柔らかいので仕上がった時に動きに良く追従
する服になります、ロンドンの老舗マーチャントH.LESSER&SONSが
20年程前に織らせたビンテージのスーツ地です。
今の新しいタイプのスーツ地と比べると厚みも重さも違いますが
非常に上質な原毛を使っていますので良い仕立て栄えする
生地になります、特に長年の着用により程好い柔らかさになって体に馴染み
手放せない一着になると思います。ある意味腰の強いツイード生地の
ような感覚と似ている生地ですが、今は織機が変ってしまった為に
このような生地が織られていないのが残念ですね、
また何時か作られる事を期待しています。
お久しぶりです、本日は新入荷しました英国ブリスベン・モス社の
17オンス(470g/m)の打ち込みのしっかりしたコーデュロイと
パンツに相性の良いモールスキンの写真をUPさせて頂きます。
このメーカーは以前にもこのブログでもご紹介させていただきましたが
ご好評でしたので宜しければこちらもご覧下さい→
厚みとがあり、しっかりしているモールスキンですが柔らかい風合いも持ち合わせ
ていますので秋から冬にかけての寒い日にも良さそうです、また色も
多彩に揃っています。
17オンス(470g/m)の打ち込みのしっかりしたコーデュロイと
パンツに相性の良いモールスキンの写真をUPさせて頂きます。
このメーカーは以前にもこのブログでもご紹介させていただきましたが
ご好評でしたので宜しければこちらもご覧下さい→
厚みとがあり、しっかりしているモールスキンですが柔らかい風合いも持ち合わせ
ていますので秋から冬にかけての寒い日にも良さそうです、また色も
多彩に揃っています。
皆様こんにちは、久しぶりの更新になりますが
今回は改めてビンテージ生地の良さを取り上げたいと思います。
主に夏のスーツ地はウールにモヘアを混紡させる事は今も昔も変りありません
が、目には見えないこれらの素材の質に関しては80年代までは
特に良い素材が使われていました。
ドーメルはスーパーブリオの他にトニックやローヤルマジック、プレステージ
等数々のモヘアを混紡した名品を生み出しました。
下写真のスーパーブリオは70年代のものですが
ドーメルの中でも熟成された時代で質の良い原料を
ふんだんに使い良い艶、風合いを出しています。
このような生地を私共テーラーが鋏を入れるときにも
切り味の良さが伝わってきます、裁断する者のみの
特権と言いますか生地によって様々な切り味というのがあるのです。
今となってはこのような生地は数に限りが有るのですが
時代が変りデザインやセンスが変っても素晴らしい仕立て栄え
を誇り続けることは変わりがありません。
今回は改めてビンテージ生地の良さを取り上げたいと思います。
主に夏のスーツ地はウールにモヘアを混紡させる事は今も昔も変りありません
が、目には見えないこれらの素材の質に関しては80年代までは
特に良い素材が使われていました。
ドーメルはスーパーブリオの他にトニックやローヤルマジック、プレステージ
等数々のモヘアを混紡した名品を生み出しました。
下写真のスーパーブリオは70年代のものですが
ドーメルの中でも熟成された時代で質の良い原料を
ふんだんに使い良い艶、風合いを出しています。
このような生地を私共テーラーが鋏を入れるときにも
切り味の良さが伝わってきます、裁断する者のみの
特権と言いますか生地によって様々な切り味というのがあるのです。
今となってはこのような生地は数に限りが有るのですが
時代が変りデザインやセンスが変っても素晴らしい仕立て栄え
を誇り続けることは変わりがありません。
今年の夏向きのお仕立て服から夏専用の芯地を取り入れました。
それによって高温多湿の暑い夏にこれらの副素材と夏用の生地を
組み合わせる事によってより快適で清涼性のあるお仕立て服を
作る事ができます、特にウール系のスーツでは効果が高いですね。
主にハンドメイドによるお仕立てになりますが
下写真のように通常当店で使っている物は軽量で
ストレッチ性のある芯地になります、
新しい夏用の芯地は全然違った見た目にも透けて見えるぐらいの
素材を使っています、また薄さによる耐久性の心配は繰り返し
耐久テストを行った信頼性の高い物ですから通常の
芯地と殆ど変りはありません、軽量ながら弾力性があります。
近くで見ると網目状になっているくらいの通気性です。
肩パットの断面写真ですが、これもスポンジ状に空気の通り道
をつくり放熱性を高めています。
これらの副素材を組み合わせて暑い夏により効果を高めています。
それによって高温多湿の暑い夏にこれらの副素材と夏用の生地を
組み合わせる事によってより快適で清涼性のあるお仕立て服を
作る事ができます、特にウール系のスーツでは効果が高いですね。
主にハンドメイドによるお仕立てになりますが
下写真のように通常当店で使っている物は軽量で
ストレッチ性のある芯地になります、
新しい夏用の芯地は全然違った見た目にも透けて見えるぐらいの
素材を使っています、また薄さによる耐久性の心配は繰り返し
耐久テストを行った信頼性の高い物ですから通常の
芯地と殆ど変りはありません、軽量ながら弾力性があります。
近くで見ると網目状になっているくらいの通気性です。
肩パットの断面写真ですが、これもスポンジ状に空気の通り道
をつくり放熱性を高めています。
これらの副素材を組み合わせて暑い夏により効果を高めています。



















