春分の日

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明日は春分の日ですね。

春分の日とはどういう日かご存知でしょうか？

その意味として公に定義されているのは、「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」そういう日です。

春分の日は1日の太陽が出ている明るい時間と、陽が沈んでからの暗い時間が、ちょうど半々になります。ここから夏至に向けて、日（陽）が長くなっていきます。

Osho禅タロットには、「まるで春分の日だ！」と感じさせられるカードがあります。

「勇気」というカードです。

このカードはわたしが書いてみた読み解きの中でも、あえて段階的には説明をしなかったカードですが、良ければ今一度読んでみてください。

８．勇気： Courage

このカードが描いている絵は、その花が持つ輝きを放って咲いている白い花の絵ですが、このカードのOshoの言葉や解説では、まだ土の中にいてこれから芽を出していこうとしている種子のことを語っています。

土の中の種は何を感じて芽を出していくのでしょうか？

種には「火」のエネルギーが宿っています。

植物は光に向かって伸びていくものですが、実際の光が届かない土の中にいる種でも光に向かって発芽していきます。

たとえそこが暗くても、内なる「火」のエネルギーが太陽の光に呼応しています。

春分の日は、霊的な世界と物質的な世界がちょうど半々でご対面します。そのゼロポイントに出会う日。

太陽の光が（火のエネルギーであり光の元）、地球上の全ての存在に向かって降り注ぎ、わたしたちも内なる光をその太陽の光に向かわせます。

＜光の大元＞と人間のわたしの内なる光が呼応し合って出会う日です。この日ある瞬間、霊性と物質性の境界線が消えます。

光を内包しつつもまだ種である内なるわたし（わたしの何か）が、上のカードの絵のように花となった輝きを一瞬垣間見る（出会う）日です。

春分の日。

気づかなくても誰にとってもこういったエネルギーの働きが起きています。自然界の一部として。

この「勇気」のカードはいつでもそのことを思い出させてくれるカードです。

トランスフォーメーションンタロットで同じく「勇気」というカードがあるのですが、それはキリストについていくことを決めた（目覚めの道を行こうと決めた）漁師の話です。

太陽の光はキリスト意識。

先人の知恵者たちは、それぞれこのことを内側から感じ行きついているのだろうと思わせられます。

「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」

あなたも　わたしも　自然の一部であり、今生きている。

そして、「生物（わたし自身）をいつくしむ」延長線上に、お彼岸がある。

あなたがいてたから、わたしがいると。

あなたがいてくれたことに手を合わせる。

わたしがわたしの真ん中（中心）に繋がります、と。

全てが自然の一部。何もどこも切れてはいない。

それぞれの春分の日に祝福を