極端に走って理解しない。～盲点かな？のお話～

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今日のトランスフォーメーションタロット講座で出てきたことで、とても大切なことだけど、案外盲点になっていることなのかな？と思ったことがあるのでシェアします。

自分が何かこれをしようだったり、しないでおこうだったり、「する」「しない」の選択をする時の理由についてお話していました。

その流れで、「何かするのに理由って要りますか？」という質問をいただきました。

「何かするのに、理由なんて要らないんだよ。」っていう言葉はよく聞くと思います。

それ（何かするのに、理由なんて要らない。」）＝「理由がない。」ではないんです。

私たちは、全ての行動、感情の動きに、理由があります。

人が何かをするのに、何かを感じるのに、理由のないことなんてありません。

いつも何かあるんです。だからこそ、誰かが何かをしたとして、頭ごなしに怒る前に、「その人がそうした理由を聞いてみる」というのがとても大切なんです。周りの人には分からなくても、その人にはそうした理由があるんです。

あるけれど、それが自分で分からないことがあるよ、という意味で、

「何かをするのに理由は要らない。」と言われます。

でも、理由が自分でハッキリと分かってからしか選択できないんだったら、直観とかでやってきたものは、今の自分の枠の外（小さな自我の外）からやってくるので、「今の自分の頭ではその理由が分からない事が多い」から、分ってからしか動かないんだったら、チャンスを逃してしまうことが多々起こりますよ、という感じなんです。だから分からなくてもやってみよう、って。

それを選んだ理由、もしくは、選ばなかった理由については、その時でも、後ででも、解っていくことは「自分を知る」という意味ではとても大切なことだし、その理解が、これからの自分をサポートしていきます。

自分のことをどれくらい解っているかが、自分の世界を自分で好きなように創っていく鍵になっているからです。

私たちって、往々にして、判断して極端に右に左に行き過ぎて理解してしまうことがあるのですが、そこは要注意です。

AとBがあって、Aでないからといって、Bだというわけではないし、その逆もしかり。

Aが良くないからといって、Aが悪いという意味でも、Bが良いという意味でもないかもしれないんです。

反対に走りすぎない。行き過ぎた取り方をしない。大切なポイントです。

「何かするのに、理由なんて要らない。」と聞いたからといって、「理由がない。」とは言っていないのだから、「理由がない。」と判断してしまわない。

私たちの言動には全て理由があります。ただその理由に自分で気づいていないことが本当に多いんです。

それを、「どうしてなんだろう？」「こう思うのは、こうしようと思うのはどうしてなんだろう？」と自分に聞いてみることはいつでもとても大切です。それが自分をよく知るということに繋がっていきます。その答えがすぐには解らないことがあってもいいんだよ、というだけです。

どのような言葉でも、その言葉を聞いたら、「それってどういう意味だろう？」って自分で考えてみてください。

そうしたら、その言葉を正解だと決めつけて、行き過ぎた理解に走ることもありません。

このことは、結構盲点なのかなぁと思います。

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