今世ここに生まれてきた目的は？

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残り10枚のカードから引いてカードを学ぶというトランスフォーメーションタロット講座6回目の今日の講座から。

60枚を10枚ずつ学んでいくという方法を、この講座では採用しています。私も私の先生からその方法で教わりました。

カード一枚一枚の講話一つ一つがボリュームのあるこのカードを学ぶには、テーマを決めて引いて、出たカードを一枚一枚学んでいく方法でしています。

「ご自分でテーマを用意していただいて、カードを実際に引いてリーディングを実践的にしていただく！」これは私にとってリーディング講座では絶対に外せないことです。

「テーマを自ら決める」

「カードを引く」

「リーディングする」

この３つはカードリーディングの醍醐味だ！と思っています。

ということで、毎回10枚ずつ出たカードを抜いていくので、講座6回目は残り10枚でリーディングします。（全部で60枚なので）
最後の問いなんて、5枚しか残ってない中から、5枚引くのだから、どの位置に何が出るのか、、ということです。その奇跡に感じるカードの出方については、現在のモニター様がほぼ終わる頃にまた記事にしますね。ここがもしかしたら最も今回のモニター検証になってましたよ、結果的に！
面白い発見が見えています。

さて、今日の6回目最終回のこの講座の残り10枚から5枚を引いた時の問い。

それが「今世ここに生まれてきた目的は？」でした。

まず出たのがこれ。

「仕事/礼拝」というカードです。

駱駝の面倒を見るように言われていた弟子が、面倒を見ずに眠りこんじゃって、朝になったら駱駝がいなくなった。
マスターにどうしたことかと聞かれて、「神に駱駝の面倒を見てくれるようにお願いしました。あなたはいつも神を信頼しなさいと私に言っています。」と言うと、「神を信頼するがいい。だが、まず自分の駱駝を先に繋ぎなさい。神はお前の手以外に手を持っていないからだ。」とマスターに諭されるという話。

人間としてやることはやろうね、可能なことは何でもやろうね、それでいて自分のしていることを信頼して、変に期待を持ったり欲求不満にならずに自らの行いに祈りの質を見出しなさい、と伝えている講話です。

これが一枚目って、、、

「人間として生きたくて生まれてきたよ、この地球に。」と言われている感半端ないです。

そして二枚目が、、

「知性」というカードです。

ラビヤというおばさんが、外で針を探していたら、村人が集まってきて一緒に探してくれます。「ラビヤ、どこで針を落としたの？」と聞くと、ラビヤが「家の中です。」と答えます。村人が「いやいや、じゃぁ、家の中を探そうよ。」と言うと、ラビヤは「だって家の中は暗いんだもの。でもここには光があるから。」と。村人はますますオイオイってなって、「ここが明るくってもここで無くしてないなら意味ないでしょ。やるべきことは光を家の中に持っていってそこで針を見つけることよ。」と言いました。
そしたら、何とラビヤさん、大どんでん返し的返答を。
「あなたたちこそ、いっつも外ばかりを探してるじゃないの。私それ見てきましたよ。あなた方が探しているものは内側でなくなったものです。自分の知性を使いましょう。何故あなた方は至福を外の世界に探しているの？いつになったら自分の知性を、自分の内なる生に使うつもりなの？」と彼らに言うというお話です。

二枚目で、、

「あなたがここに生まれてきた目的は、あなたの内側が知っていますよ、その答えは内側にあるのよ。」と伝えてきました。

三枚目です。

「傷つきやすさ」というカードです。

修行中に思わず外を歩く娘に心奪われたひとりの弟子が、その瞬間マスターに杖で頭を激しく叩かれて死んでしまう。しかし死ぬ瞬間彼はその衝撃で覚醒する。死の直前に覚醒に至った弟子。
これは一見マスターが弟子を殺したかのように思われるが、実はマスターは彼の死を知っていて死の瞬間を覚醒に使った。
「マスターと一緒にいると、どのような瞬間におけるどのような状況でも、自分を目覚めさせるために使われるのだと信頼するように覚えておくことです。自分を守ってはいけません。保障のない状態でいること、傷つきやすくいることです。明け渡して、自分の信頼を自分のマスターの中に置きましょう。」と講話では伝えています。

この「マスター」を外側に存在している「師匠」ととらえると勘違いがおきるかもしれません。先ほどのラビヤさんの話ではないですが、この「マスター」もあなたの内側にいます。ワンネスを知っている自分自身、内なる神の自分自身、ハイアーセルフと理解するのが一番分かりやすいかもしれません。（ハイアーセルフ＝内なる神や、ハイアーセルフ＝ワンネス　という意味ではないのですが、ハイアーセルフは最も歪みのないあなたの一番の導き手です。あなた自身でもあるから。）

（もし、あなた以上にあなたを信頼してくれている「師匠」であるならば、素晴らしい師匠に出会っていると思いますが、どんな素晴らしい人に出会っていても、自分の世界では自分をいつも中心に置いておくことが大切です。）

三枚目のカードで、
「傷つくのを恐れずに、自らの人生の体験へと入っていく、そんな風に、あなたはこの人生を本当に精一杯体験したいのよ。」と伝えてきました。

そうすると、結果、、

「感謝」というカードが出ました。

このカードはまた別の機会にこのカードだけでご紹介したいと思います。

綺麗な絵ですよね。
「感謝」って受け取ることなんだなぁってこのポーズを見ていつも思います。

「あなたはこの人生を感謝で受け取れる」そう伝えてきています。

物事が本当に癒されるのは、「感謝」になった時。
その前に「傷つくことを恐れないで」って出ているけれど、「感謝」になったら、傷つくどころか癒えてしまう。本当に自分の人生に丸ごと入ったら、傷ついたりはしない。むしろ「感謝」に変わり、自分を超えてあらゆることが癒えていく。

最後の一枚は、「ハイアーセルフからのメッセージ」

「瞑想」というカードです。

物事に大小はなく、すべてに神性があり、あらゆるところに神を見出すことができるのだよ、というカードです。
「瞑想的なエネルギーは錬金術的だ。それはより低い金属をより高い金属に変容し続ける。」とも伝えています。

物事の大小に関わらず、あらゆることに意識的で気づいているならば、あなたはあらゆることに神を見出すだろう。そしてその瞑想的なエネルギーによって全てを神性に変容することができるのだ、という錬金術の秘密を伝えています。

リーディングをまとめます。
人間として生まれてきている私たちにとっては、個人的なメッセージを超えて感じるものがあるのではないかなぁとこのリーディングを紹介させていただきたいと思いました。

今世ここに生まれてきた目的は？

あなたは今世この地球で人間として生きたくて生まれてきました。それは肉体を持った人間として、あなたができる限りのことをその体を動かし使ってすることです。生まれてきた目的は、あなたの内側が一番よく知っています。あなたが「これだ」と感じるその光、その答えはあなたの内側でしか見つけることができません。その内側と繋がり、この人生で傷つくことを恐れずに自らの人生の体験へと全面的に入っていきましょう。そんな風に、あなたはこの人生を精一杯体験したくてここに生まれてきています。
そうしたならば、あなたはこの人生を感謝で受け取れるでしょう。感謝はあらゆるものを光に変え、あらゆるものを癒します。

ハイアーセルフは、あなたが物事に大小や、特別や普通をつけずに、自らが何より最も自身の内側に繋がりあらゆることに気づいていきましょうと言っています。そうして全てが神性に変容していく瞑想的なエネルギー、その錬金術の秘密を、この人生を生きることを通してあなたは知りたいと願っています。

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