OSHO禅タロットの解説書をお持ちの方、もしくはアプリをダウンロードされている方、まずは、このカードのOSHOの言葉を読みましょう。
リーディングの最も深い読みはOSHOの言葉です。分からないまま何かを感じながら読む、ということ自体がリーディング力を上げていきます。

 

き

 

 

 

 

4.反逆者:Rebel


<カードの読み解き>

き(深さ1) 

世間、まわりの目、常識にとらわれず 自分の真実を生きましょう。

 

きき(深さ2)

自分の真実を生きるとは?

OSHOの言葉では 「真実」ではなく、日本語訳は「本性」と「真理」という言葉が使われています。

しかし、truth という単語なので、馴染みやすい「真実」という言葉で読み解きます。

 

自分自身であることに責任を持ち、誰かがこう言ったからしたから、こうだからではなく、自分はどうなのかを観ること。

それが自分の真実を生きるということです。
 

ききき(深さ3)
なぜそれがわたしたちは難しいのか?

 

独りになることが怖いから。

周りと違うと「外れ者」になると感じているからです。


Oshoは次のように言っています。
光明を得た人は隷属させられることなどありえないし、監禁されることもありえない…。と。

 

自分の真実を生きる人は、ある意味で誰にも固定的に従わないし、誰も支配しません(従わそうとしない)。

ここはポイントです。力を持った人が支配されないというのは分かりやすいと思いますが、光明を得ている人は、隷属させられることはもちろんないけれど、支配もしません。(深さ5でここに改めて触れます。)

Oshoの言葉です。
「天才は秩序を乱す力になる。大衆は乱されたくはない。たとえ惨めであってもーー・・・彼らはその惨めさに慣れている。そして、惨めでない人は誰であれ、よそ者のように見えるのだ。」

 

結果的に 群れで安心する大衆にとっては、天才(自分の真実を生きる人)は「よそ者」「外れ者」になってしまいがちです。嫌われるという極端なことを言っているのではなく、人にとっては「理解できない(自分と違うことをするから)」というものにそういう反応をしてしまう、という背景があります。

そして、人は基本的に「わからない、理解できない」ものを「怖い」と感じる生き物でもあります。多くの人はその反応をします。
だから、自分が理解できないものを敬遠してしまいがちです。


なので、嫌われるとか、何をされるわけではなくても、そういう反応が怖くて、まとまりから外れれない、独りなるのが怖いから、というのがあります。

自分の真実を生きたら必ず大衆からは誰しも外れます。大衆という概念自体、そのもの自体がこの世界から必要なくなるまでは、ひとりひとりの取り組みにおいては、”大衆から外れる勇気”が必要になるのだということでしょう。

きききき(深さ4)

しかし、真実を生きる者は、闘ってはいないのです

ここは重要なポイントです。

自分の真実を見、それに気づいていて、その通りに生きようとしているだけ。

自分に拒絶反応をしてしまう”大衆”と闘っているわけではありません。
なので、「反逆者」というのは、そういう意味では社会から見た視点で分かりやすくシンボリックに名付けられているのであって、「反逆してやろう」というあり方ではありません。


ききききき(深さ5)

この時代になってくると、ここを意識している必要があるのかなと思うのですが、

”大衆”が過激で騒いでいるということもあります。”大衆”がいつも大人しく従順というわけでもなくて、「自分の真実を生きている」ことで、表現されているのではなく、自己主張の強い時代だからこそ、過激な方に乗っかって「反逆者」の振る舞いをしていることも多々ある時代です。


多様な価値観や自由の追求でさえも、流行という”大衆”の上に成り立って起きていることもあります。

「自分の真実を本当に生きる」ということは、”大衆”感覚を伴わず、「ひとりであること」の本当の意味を生きながら体感していくことになります。

解説の言葉です。
「”反逆者”は、自分自身としてあることの責任を取り、自分たちの真理を生きる勇気を持つようにと私たちを促しています。」

「自分たちの真理を生きる勇気」なので、誰からも支配されないだけでなく、自分も誰も支配しません。禅の世界は必ず両サイドを観るようにすると理解が深まります。支配されないだけでなく、支配することもない。それが自分の真実を生きるということ。

「自分自身としてあることの責任を取り、自分の真理を生きる勇気を持つように」とカードは伝えています。

それはどのような主張、表現、生き方、と言っているのではなく、「あり方」を言っています。

 

き

 

People are afraid, very much afraid of those who know themselves. They have a certain power, a certain aura and a certain magnetism, a charisma that can take out alive, young people from the traditional imprisonment.... The enlightened man cannot be enslaved--that is the difficulty--and he cannot be imprisoned....
Every genius who has known something of the inner is bound to be a little difficult to be absorbed; he is going to be an upsetting force. The masses don't want to be disturbed, even though they may be in misery; they are in misery, but they are accustomed to the misery. And anybody who is not miserable looks like a stranger.
The enlightened man is the greatest stranger in the world; he does not seem to belong to anybody. No organization confines him, no community, no society, no nation.

Osho The Zen Manifesto: Freedom from Oneself, Chapter 9

 

き

 

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反逆者 ~Oshoの言葉より~

 

 

 

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