こんにちは。口から飛び出す英語トレーナー藤香峰智子です。
この『闇は光をもとめて』シリーズでは、女性の自立をテーマに私の体験記を綴っていきます。
私がどのようにして自由を勝ち取り、自分らしく生活するまでを書いています。
今日は6回目になります。
娘との思い出
三度、フランクルの『夜と霧』に戻ろう。
心は憧れにのって過去へと帰っていった。
路面電車に乗る、うちに帰る、玄関の扉を開ける、電話が鳴る、受話器を取る、部屋の明かりのスイッチを入れる
こんな一見笑止なこまごまとしたことを、被収容者は追憶のなかで撫でさする。追憶に胸が張り裂けそうになり、涙を流すことすらある!
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収容所の人々は、こんなありふれた日常を幸福に満ちた瞬間として、思い出したことだろう。
涙が流れて当然だ。
・・・・私は、東京に出て来て、日常の些細な動作については特に思い出すことはなかったのだけど、どうしようもなく胸が痛んだことがある。
それは、家に置いて来た娘と娘との思い出。
例えば、
・幼稚園児の娘と手を繋いで、
来年から通う小学校に下見に行ったこと。
・通学路を一緒に歩いて、どこが危ないところか確認したこと。
・娘がもっと幼い日に、ベビーカーを使って、散歩に出かけたこと。
・一緒にカタクリのピンクの、可愛らしい花を見にいったことや一緒に、みかもやま公園に行ったこと。
・赤ちゃんの娘にミルクをあげたこと。
この思い出のどれもが、
かけがえのない宝物のように蘇って来た。
そして、その思い出に号泣してしまうことも。
今、ブログを書いていても胸がいっぱい・・・・
何が大切なものか、と言われれば、
そんなありふれた日常の1コマ1コマだった。
↑イメージです。
私に暴言を浴びせる人間はどうでも良かったのだけど、
娘との別れは辛かった。
(でも今は立ち直りました)
後で、離婚や親権について弁護士に相談することになるのだが、その時に、
今は会えないかもしれないけれど、
大人になれば会えるようになりますよ。
と言われて、
そうだ、きっと後で会える!
と思ったから、立ち直ることができた。
余談になるが、
娘と一緒に行った「みかもやま公園 わんぱく広場」という遊び場があり、そこは大人も子供も楽しめる広大な敷地の公園だ。
実はここ・・・・!
UFOが飛来し、発着場になっている、と感じた。
ちょうど山の上に位置して、夜は人目に付きにい場所だからか。