10代のころ好きだった時代劇があります(^^♪
それは【水戸黄門】。
水戸黄門を演じていたのは、初代は東野栄次郎さん。
たしか、その次は、西村晃さん。その次は里見浩太郎さん。
里見黄門様です。
私は、西村黄門様世代でした。
こんにちは!
口から飛び出す英語塾主催冬月智子です。
今日は、ティーンエイジャー時代の思い出話です。
水戸黄門って「天下の副将軍」ということになっているのですが、
実は、副将軍という役職は架空のものです。
まあ、ドラマを面白くするために、それは仕方がないとして(^^;
一言で【水戸黄門】を表すとすれば、
「素晴らしいワンパターン」
そして、徹底した勧善懲悪ストーリー。
助さん格さんを伴って旅する黄門様は、
宿場に行く度に、悪代官とそれに結託し媚びを売る悪商人の構図を暴き出し(たまに異なる構図もあります)、それを正すために、助さん格さん、風車の弥七などをスパイにして、真実を暴き出します。
この話は必ず、正しい人が救われる、という結末になっていて、そのためには確か、ドラマが8時から始まったとすると、8時44分ごろに乱闘の末、格さんの決め台詞、
「この紋どころが目に入らぬか!」
と同時に、印籠を出す
というのが決まっています(^^;
毎回このパターンは崩されなくて、見ていて、安心感があります。
このパターンがつまらなく思う人もいるかと思うのですが、
きっと、その方が、台本が書きやすいのだと思います(^^;
それはさておき、
このドラマの見どころは、
宿場宿場の特色をとらえた、日本文化の紹介です。
宿場によって、産業がありますし、それをさりげなくドラマに盛り込んで、
視聴者を楽しませてくれます。
あとは、宿場町のおいしい食べ物紹介とか。(これを担当しているのはうっかり八兵衛でした。)
ですので、メインストーリーがワンパターンでも、サブテキストが毎回異なっていて、魅力的な番組になっているのですね。
とにかく、この番組が好きで、毎回見てました。
思えばこれが、私の歴史好きの出発点でした。
水戸黄門を見て、江戸時代の習慣や文化を学んだようなもので^^;
江戸時代の教科書的テレビドラマでした。
個人的に大好きだったキャラは何と言っても、助さん、格さん。
町人の恰好をしながらも(本当は武士)、いざというときに無敵の腕前を誇るヒーローぶりに憧れました。
この話題をなぜブログに書いたのか?というと、外国人の憧れる日本文化そのものが水戸黄門に象徴されているからです。
「着物」
「侍」
「江戸文化」
テレビを通して江戸時代を楽しんでいました