押川雲太朗の万事いいかげん

押川雲太朗の万事いいかげん

漫画家 押川雲太朗のブログ。日々の何でもない事や、たまに仕事の告知など、書いていきます


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突然ですが、新しくブログを作ってしまいました。

 

名前は、「押川雲太朗の麻雀大作戦」

 

麻雀に特化したブログです。

 

このブログもかれこれ五年ほど続けてきました。

 

最初は続けることに自信がなかったので、

アシスタントなどを巻き込んで始めました。

 

そのためいろんなテーマのブログとなっています。

 

私も麻雀以外に野球のことや、食べ物のことなど

その時思いつくことを書いてまいりました。

 

それはそれで良いのですが、

ここらで麻雀だけを独立させようと思い立ちました。

 

新しいブログでは、私が麻雀について思うことの他に、

私が描くキャラクターの登場する短い漫画も載せるつもりです。

 

ところで、一年ほど前、アシスタントの謎の担当する

「天鳳やってます」を独立させたのですが、あまり読まれてないようです。

 

家出したダメな息子が、食うや食わずで困っている状態です。

 

ここは優しく、「戻って来いよ。」と声をかけます。

 

謎のブログは麻雀なので、

これを機にもう一度吸収したいと思います。

 

まだ新しい記事がほとんどない状態ですが、

これから増やしていくつもりです。

 

ちなみに、こっちのブログはそのままにして

麻雀以外のどうでも良いことを万事いい加減に書いていきたいと思います。

 

どうか「押川雲太朗の麻雀大作戦」をよろしくお願いします。


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引越しを何度もしましたが、

いつもコンビニエンスストアーの近くに住んでいます。

 

コンビニの近くを選んでいるわけではありません。

 

駅の近くのごちゃごちゃした所に住もうとすると、

必ず近くにコンビニがあるのです。

 

世の中コンビニだらけ。

 

銀行がなくなっても、本屋がなくなっても

そこにコンビニができます。

 

最近私もドトールやベローチェでコーヒーを買わなくなりました。

 

事務所の隣にもコンビニがあるからです。

 

かつては喫茶店がなくなってカフェが出来て行きましたが、

それがコンビニに変わる日も近いかもしれません。

 

この世は少しずつ移り変わります。

 

その度に、人情のようなものが無くなっていくのは寂しい話ですが…。

 

それでも隣のコンビニには、便利なのでよくいきます。

 

よく行くので店員の顔も覚えてしまいます。

 

もちろん店員はバイトなので、入れ替わりが激しいです。

 

飲食店などでもそうですが、

店員の半分以上は外国人です。

 

少し前までは、ほとんどが中国人か韓国人だったのですが、

最近は東南アジア、インド、中東の人たちも働いているようです。

 

他には日本人のアルバイト、社員のような人もたまに見ます。

 

コンビニはほとんどがフランチャイズなので、

オーナーのような人も見かけます。

 

それぞれにどんな生活があるのだろうと

想像してしまいます。

 

最近は買い物した客にクジを配るサービスを

期間限定でやっています。

 

私はたまにタバコを大量買いするので

このクジをたくさんもらったりします。

 

10枚ほどを持って帰ってあけてみると、

何個か当たっていました。

 

コンビニで売っている商品の写真があり、

それをタダでくれるというものです。

 

多分、メーカーの協力を得て

売れたい商品や新製品を出しているのでしょう。

 

欲しくないものばかりですが、タダでくれるというのだから、

買い物のついでに当たり券を持っていきます。

 

レジで当たりクジを出すと、その日応対してくれたのは

東南アジア系のバイトくんでした。

 

クジを見ると、商品を棚からとってきてくれます。

 

お菓子や飲み物が数点。

 

その一つ一つをレジに通します。

 

クジで当たった商品が棚から無くなったことを確認するために、

商品とクジのバーコードを読み取っているようです。

 

すると、最後のカルピスウォーターがレジを通らないようです。

 

バイトくんは何度も試みますが

どうしても通りません。

 

するとバイトくんは

困ったように黙って私の顔を見るのです。

 

私が黙って見ていると、

もう一度読み込むのを見せて

「出来ないよ。」と言わんばかりにアピールします。

 

多分、彼にとって複雑な日本語を話すのが難しいのでしょう。

 

何も喋らず無言のジェスチャーです。

 

これでは私も困ってしまいます。

 

「そんな目で見られたってわからないよ。

あんたの店の機械でしょ。」

ともちろん日本語で私が言います。

 

するとまた読み込んでみて

「だからできないんですよ。」と言わんばかりに悲しい目で私を見ます。

 

「だから…。」と私。

 

そうしている内に、客が増えて並ぶ人が出てきました。

 

バイトくんは困り果て、

「チョ、チョットお待ちクダサイ。」

と言って並んでいる人の会計を始めてしまいました。

 

ここで働くための簡単な日本語はできるようです。

 

これで困り果てたのは私です。

 

会計の列がなくなるまでただそこに立っているしかありません。

 

別に欲しくない商品なのに、

なんでこんなことになるんだよ、という気分です。

 

ようやく会計の列がなくなり、

バイトくんはもう一度「チョットお待ちクダサイ」と言って、

奥に引っ込みました。

 

そして日本人のおばさんの店員を連れてきます。

 

この人、私がこの店のオーナーだと考えている人物です。

 

レジに来て商品とクジを見るなり、クスッと笑いました。

 

そしておばさんは私に言います。

 

「あの、カルピスウォーターで良いですか。」

 

「はぁ?」

何を言っているのか私にはわかりません。

 

「あのね、このクジで当たっているのは

新商品の濃い目のカルピスウォーターというもので、

カルピスウォーターではないのです。

しかも、この濃い目のカルピスウォーターは、今ウチの店にはないのです。」

 

「あ…はい。」

 

狐につつまれた思いで私は店を出ました。

 

バイトくんはまだ悲しい目をしています。

 

後日知ったのですが、商品がない場合は

「うちの店にはないので、別の店に行ってください。」と言われるようです。

 

私にカルピスウォーターをくれたのは、

オーナーの親切だったのでしょう。

 

無味乾燥した場所と思われがちなコンビニで

人情に触れた気がした日でした。

 

バイトくんも含めてね。

 

それにしても、

私はカルピスウォーターも濃い目のカルピスウォーターも、
別に欲しかったわけじゃないのに…
という気持ちは残ったままです。

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前回、どんな食べ物屋にでも飛び込む私が入りにくかった

「ぽん多」という店の話をしました。

 

ぽん多はとても良いお店なのですが、

中が見えず、何屋なのかが外見ではさっぱりわからなかったからです。

 

これとは別な意味で入りにくかった店の話をします。

 

この店は私の事務所の近くにあって、

中華料理屋であるということもわかっています。

 

作りからして、日本人が経営する中華料理屋です。

 

中もよく見える作りになっています。

 

「それで何で入らないんだ。」

ですよね。

 

ただ一つ、とても入りづらい理由があるのです。

 

それは、よく見える店内に

お客さんを確認したことが一度もないのです。

 

事務所の近くなので、何度も通ります。

 

最初はカウンターに一人客がいると思っていました。

 

ところがその人は、

カウンター横にあるテレビをいつも見ていて

食事をしていないのです。

 

間違いなくこの人は店主です。

 

いつ見ても店の中にはこの風景しかないのです。

 

客がいないということは、相当入りづらいです。

 

だって、食材はどうなっているのだろう、

と思うからです。

 

「腹でも下したらどうするんだ。」

などと考えるとどうしても尻込みしてしまいます。

 

しかし、もう一人の私が言います。

 

「そんなことは入ってみなければわからないじゃないか。

今までだってほとんどが予想通りだったけど、

意外に良い店だってあったじゃないか。

第一、近所に入ったことのない店があるなんて

おまえのプライドが許すのか。」

 

そんな葛藤を繰り返しながら毎日店を通り過ぎているうちに、

突然閉店してしまいました。

 

当然です。

 

客が来ないんだから。

 

結局私はその店に行けずじまい。

 

良かったのか、悪かったのか……。

 

ちょっとほっとしている私がいるのだけは事実です。

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