ACTとは?⑦ 文脈としての自己 | 押上こころのクリニック心理士ブログ

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2016年1月4日新規開業 押上こころのクリニックのブログ

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士です。

来週からは8月になりますね。

コロナウイルスの感染者数が

また増加しているようですので、

体調変化に気を付けて、

無理をしないでくださいね。

 

さて、前回はACTにおける「価値」について

お話をさせていただきました。

今回は、6つのコアの内、

文脈としての自己」について

簡単にご紹介させていただきます。

 

 

この文脈という言葉は、

国語の授業などで聞いたことがありますかね?

要するには、文章の前後関係のことを

意味しているものになります。

 

自分の意識がどこに向いているのかを

捉えていくとき、

「自分は〇〇な人間だ」という概念に

フュージョンをしすぎていたり、

自分が何を感じているかを

アクセプタンス出来なければ、

自分の前後関係も含めて観察する

ということは難しくなります。

 

そういったことから、

自分の価値に沿って行動したり、

自分が主体的に選んでいくために、

文脈としての自己が機能することも

大切になっていくということになります。

 

次回は、6つのコアのうちの最後、

コミットされた行為」について

ご紹介したいと思います。

あともう少しだけご紹介させてくださいね。