こんにちは!
押上こころのクリニック心理士です。
来週からは8月になりますね。
コロナウイルスの感染者数が
また増加しているようですので、
体調変化に気を付けて、
無理をしないでくださいね。
さて、前回はACTにおける「価値」について
お話をさせていただきました。
今回は、6つのコアの内、
「文脈としての自己」について
簡単にご紹介させていただきます。
この文脈という言葉は、
国語の授業などで聞いたことがありますかね?
要するには、文章の前後関係のことを
意味しているものになります。
自分の意識がどこに向いているのかを
捉えていくとき、
「自分は〇〇な人間だ」という概念に
フュージョンをしすぎていたり、
自分が何を感じているかを
アクセプタンス出来なければ、
自分の前後関係も含めて観察する
ということは難しくなります。
そういったことから、
自分の価値に沿って行動したり、
自分が主体的に選んでいくために、
文脈としての自己が機能することも
大切になっていくということになります。
次回は、6つのコアのうちの最後、
「コミットされた行為」について
ご紹介したいと思います。
あともう少しだけご紹介させてくださいね。