押上こころのクリニック心理士ブログ

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2016年1月4日新規開業 押上こころのクリニックのブログ

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士です飛び出すハート


日中はまだまだ蒸し暑さが続きますが、

朝晩はやっと秋らしい涼しさになってきましたね🍂

体感的に気温が下がると

少し身体を動かしてみようと思われる方もいるかと思います

夏の疲れを癒す程度の、軽めのストレッチから始めてみるのもいいかもしれませんね

股関節周りをほぐしてあげると、全体の筋肉が少しずつほぐれてくるようなので、是非お試しくださいねOK


さて、先日のブログの中でも

季節の変わり目は心も身体もバランスを取ることが難しいといったお話をしました

いつでも絶好調!という方が珍しいですが、

調子が悪い時ほど、思考が狭まり

閉塞感を感じやすくなりますもやもや

例えば、性格的に几帳面で真面目な方であると、

調子が悪くなっていくと几帳面さに拍車がかり、時として行き過ぎてしまうこともあります。お掃除の例でさらに例えると、普段から綺麗好きな人が、さらに色んなゴミや部屋の汚さが目についてしまい、徹底的にお掃除を始めて、どっと疲れてしまうタラー

こういう時の自分は、積極的に掃除をしたくてしてるわけでもないので

なんとなくやらされてる感じや、不満、ストレスを感じやすいものなのですアセアセ


あれ?普段よりもなんだかやりすぎてないかな?と

自分で気付けるようになれば幾分楽になります

やりすぎは疲れのサイン

ほどよく(good enough)を心掛けて

気持ちよく生活していきましょうスター

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士です。

明日から10月になりますね。

時の流れは早いものです。

 

さて、ここ数日は気温も低く

過ごしやすい日が続きましたね。

これが続けばと思うのですが、

今週は気温がやや高くなるようです。

秋とは…?

 

ということで、今の時期は

寒暖差による体調変化、

いわゆる秋バテが起きやすい

時期となります。

おそらくは10月中旬に

再度起きやすいかとも思いますが…。

 

主観的には、

「もう疲れた…」

「もうダメかもしれない…」

「なんで自分はダメなんだろう」

なんてことを思いやすいかもですね。

 

上記の内容、

うつっぽい時に考えやすい

ことと少し似ていますよね。

 

うつっぽい時は自分について

ネガティブな認知になりやすいですが、

これは「うつ的思考」であり、

うつっぽさがそうさせていますので、

その思考と実際とにギャップが

あることを頭の片隅に

置いて頂けますと幸いです。

 

いずれにせよ、

気温がバンバン変わる中で、

なんとか頑張った証でも

あると思いますので、

ご自分の身体を労わることを

最優先にしてくださいね。

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士です。

台風は温帯低気圧へと変わり、

天気の変わりやすさはありますが、

少し涼しくなってきましたね。

季節の変わり目ですので、

体調に気をつけてくださいね。

 

さて、皆さんにお聞きしますが、

「一寸先は闇」

という言葉についてどのような

イメージを持たれていますか?

 

この言葉は、

「将来は、ほんの少し先でも

何が起こるか全く分からない」

といった意味合いとなっています。

人によって解釈が変わりそうですよね。

 

不安症の治療理論の中には、

不確実性への耐性の低さ」、

英語の頭文字を取り"IU"と

呼ばれる用語があります。

 

もう少し簡単に言いますと、

結果がまだ分からない

という状況を好まない傾向

という説明になりますね。

 

この傾向が強い方は心配性で、

安心できる言葉を求めて

色んな人に声をかけてもらいますが、

結果として自分も周りの人も

疲弊してしまい、

本来求めていた安心とは

真逆な結果に辿り着くということが

生じてしまったりします。

 

「一寸先は闇」の言葉で例えると、

闇が怖いので灯りを大切にしますが、

照らされてる部分に固執しすぎてしまい、

闇の先にある道を発見する可能性も

見落としてしまうといったことも

ありえるかと思います。

 

年齢を重ねていくと、

先には暗闇が広がっている

という感覚を抱きやすくなる

こともあるかと思います。

 

ですが、その先が明るいか暗いかは

進んでみないと分からない。

時には暗闇を進むことも

大切なのかもしれませんね。

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士です。

今週と来週の月曜は祝日と、

人によっては休めるチャンスですね。

ご自分の身体を労わってあげてくださいね。

 

さて、前回の記事では

情けは人の為ならずという言葉について、

直接的ではない形で

自分にかえってくるかもしれない為、

ガッカリしてしまうこともある

というお話をしました。

 

さて、人はガッカリした時など

落ち込んでしまった時に

どのように立ち上がるのでしょうか。

 

「うまくいかなかった」ということを、

「大切だったものを大切にできなかった」

といった形で考えていくと、

対象喪失と少し似ている部分が

あるように思えます。

 

最初はそれを受け入れられず、

憤りのような感情を抱きつつも、

なんとか取り返そうと動き、

それでもどうしようもなくて

気持ちが落ち込んでいき、

その後現実を受け入れられるようになる、

といったプロセスと似た流れを

辿っていくのではないかと思います。

 

つまり、もう一度立ちあがろうと

頑張ってみたとしても、

うまく立ち上がれないことがあるのは

自然のことであり、

そこから段々とご自分の

進みたい方向を見直し、

そこへ向けて進んでいく、

といったことが生じるかと思います。

 

ですので、気持ちの落ち込みを

すぐになんとかしようと

頑張りすぎないようにしてください。

「立ち上がるのにふさわしい時はまだ」

という考え方も良いかもしれません。

 

また、これは

必ず立ち上がらないといけない

という意味でもありません。

人の気持ちは様々な側面があり、

まとまりをつけるには時間が必要です。

 

前に進むことだけが全てではないので、

そういった自分への気遣いも

大切にしてくださいね。

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士です。

台風が過ぎたこともあり、

天気の良い日が続きましたね。

気温は相変わらず高いですが、

風が涼しいこともあり、

夏場よりも動きやすい気がします。

 

さて、皆さんは

「情けは人の為ならず」

という言葉にどのような

イメージを持たれていますか?

 

優しい人が損をする時代で、

皆自分のことで精一杯のため、

そうも言ってられない…

なんて感じる方も

いらっしゃるかと思います。

 

また、人のことを想って

動いてみたものの、

裏目に出ることが続き、

やるせなさを感じてしまう方も

いらっしゃるかもしれませんね。

 

「情けは人の為ならず」

良いことは相手にだけでなく、

巡り巡って自分にもかえってくる

といった意味合いの言葉ですが、

目に見える形としてではなく、

様々な教えを伴ってかえってくる

という側面もあるかもしれません。

 

それは例えばですが、

自分の持つ他人への期待感の強さや、

状況認識の甘さであったりなど、

痛みを伴うものではありますが、

改めて自分自身を知り、

将来に役立つものかもしれませんね。

 

…なんて、今回はちょっとビターな

お話になってはしまいましたが、

その瞬間では悪いことのように思えても、

後々になって価値が出るということも

生きている中では必ずあると思います。

 

自分にがっかりしてしまったとしても、

これまで動いてきたことの価値を

ご自身で否定しないようにしてくださいね。

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士です。

ここ最近は台風などで

天気がとても不安定ですね。

皆さんの住われてる場所で

大きな被害がないことを

祈っております。

 

さて、気温の高い日が続きますが、

風が段々と涼しくなってきましたね。

少し秋を感じつつあります。

このような変化を感じると、

なんだかちょっと

ソワソワしちゃいませんか?

 

涼しさを期待する気持ち

というのもありますが、

同時に「焦り」という気持ちも

生まれているかもしれません。

 

肌や鼻といった感覚器官が

周りの変化を感じるとなると、

それと連動して心も敏感に

反応しやすい時期となります。

 

そういったソワソワ感は、

ある意味では自然なものですので、

何か起こっているのかと

不安になりすぎず、

色々な変化に反応してるのだなと、

受け入れてみてくださいね。

 

また、そういった中で、

お気に入りの飲み物を飲んだり、

懐かしいドラマや映画をみたり、

好きな音楽をきいたりなど、

少しでもホッとできる時間を作って

このソワソワ感と

うまく付き合ってみたくださいね。

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士ですルンルン

残暑真っ盛りの蒸し暑い日々が続きますが、少しずつ夏の終わりを感じますねにっこり

夏の疲れも蓄積する頃とおもいます

十分に休息を取りながら、マイペースにいきましょう飛び出すハート

 

さて、前回のブログで映画の話をしましたが、

先日録画をしておいて見れていなかったドキュメンタリーを見る機会がありました

おそらく、映画に触発されて立て続けに見ようと思えたのだと思います(笑)

皆さんご存知、ジブリの巨匠宮崎駿監督のドキュメンタリー番組です

『君たちはどう生きるか』という、同監督の最新作が製作される過程に密着した番組でしたが

とてもとても、見応えのあるものでしたキラキラ

見終わった後、なんとも言えない気持ちに包まれた記憶があります

宮崎監督が、同作品を通して自身の心の作業を

繰り返し繰り返しなされていて

時に自暴自棄になり、心が砕けそうになっても

立ち向かう姿にとても感銘を受けました拍手

 

皆さん誰でも、心の中に住みつく、影のようなものの正体に

気づいてあえて見ないようにしている方もいれば

その存在にまだまだ気づいていない方もいるでしょう

その存在に、自分がとても影響を受けていて

振り回され疲れてしまう原因になっているのであれば、

ワークスルー(心の作業)をしていく必要があるのだと思います

宮崎監督の、魂の物語だなと感じましたお願い

 

内容は映画に関わるものになりますので

ご興味のある方、ぜひご覧になってみてくださいねOK

(最近紹介ブログと化してきましたが、あしからず笑)

 

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士です照れ

先週からお盆期間でお休みを取られた方も多くいらしたかと思います。一方で関係なくお忙しくされていた方もいらっしゃいますよね

皆さまお疲れさまですグッ

今日から日常に徐々に戻られる方も多いでしょうか

スローペースでゆっくりいきましょうねひまわり


さて、私ごとですが、先日久しぶりにゆっくり映画を観る時間がありました

役所広司さん主演「すばらしき世界」という映画です

詳細は割愛しますが、不器用だけど優しい主人公が、社会の中で生きづらさを感じ、悩み道を外しながらも生きていこうとするストーリーです

中でも、ある人物が主人公に力説するセリフがとても印象に残りました二重丸

意訳すると


「この世界は我慢の連続のわりに

たいして面白いこともない。

だけど、空がとても広く感じると言いますよ」


実は主人公はその人生の半分を刑務所で過ごした前科者。「空が広い」という表現はおそらく、長らく独房の中で過ごした時間と対比的に用いられた表現だと思われます電球


これは心の世界においても通ずるところがありそうです

塞ぎ込みやすいと目線は下にいきやすく

心もシャットダウンしがちで周りの声も届きにくくなります

視界が開ける、心が開く

すると光が差すようになる

見上げてみると、案外世界は広がっていることに気づけるのかもしれません流れ星


ご紹介した映画、見応えがあり考えさせられる映画でもありましたキラキラ

ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。

おすすめですOK

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士ですスター


今月8日には気象庁より

南海トラフ「巨大地震注意」が発表されました

巨大地震が発生する可能性が比較的高くなっており

これを機に地震に対する備えや避難経路•方法などの再確認をされた方も多くおられたと思います


震災や事件、事故などは

その出来事自体が外傷的な体験となりやすいものです

被災者や被害者支援においては

職種を問わずとも、誰もがその人々の心理を理解して、その人の自己決定の力を奪わないことがベターとされていますOK


PFA(サイコロジカル•ファーストエイド)という言葉はご存知ですか?

震災に限らず、犯罪や事故の被害者に関わる時、どのような声掛けをしたらいいのか、どのようなことに気を付けて接すればいいのかなどの心理的応急措置のことを言います

例えば避難所で支援をする方などになりますが、

実際に支援に携わっていなくとも、身近な人に対しての支援にも役に立つ心理的スキルになります


PFAの行動原則として

3つのL(見る:Look 聞く:Listen つなぐ:Link)

を意識することが大切です


見る→助けが必要な人やその周辺の安全確認、深刻なストレス反応を示している人の確認

聞く→支援が必要と思われる人に寄り添い、耳を傾け、気持ちを落ち着かせる。必要なものや気がかりなものについて尋ねる

つなぐ→自分で物事を対処できるように手助けする。社会的支援と結びつける


極度のストレス状態に置かれると

人はとても混乱し、冷静に物事を考えられなくなるものです

まずは気持ちに寄り添い、適度なスキンシップをはかりながら、気持ちを落ち着かせることが先決となります。そうしますと、徐々に冷静さを取り戻し、気持ちの余白ができてくるでしょう

一つ心に留めつつ、このお盆時期を過ごしていきましょうお願い

こんにちは!

押上こころのクリニック心理士ですニコニコ

 

体温以上の猛烈な暑さが続き

少し外に出るだけでも汗が吹き出してきますね

熱中症警戒アラートが出ている地域も多いので

水分、塩分をこまめにとり

いつも以上の休息を心がけて無理なく過ごしてくださいねチューリップ

 

暑さに身体がさらされ続けると

思っている以上に疲労やだるさが溜まっていきます

そのために、普段なんでもないようなことが

妙に引っかかったり、ストレスに感じることもあるでしょう雨

刺激に敏感な人、周りの状況に敏感な人というのは

生まれつきある一定数いると言われているようです

(5人に1人の割合でいるとの研究結果もあるようですよびっくり)

五感の感覚だけでなく

思考や感情の流れも固定されやすくなります

程度の差はあれ、誰しも、

きっかけは些細なことでも、「あの人になんて思われたかな」「嫌なふうに思われてないかな」「これからの付き合い方をどうしよう」などなど

答えの見えない思考の波に絡めとられる時があるでしょう

いろんな刺激を察知し、深く感じ取るからこその障壁とも言えそうです耳

 

その一方で

刺激に敏感な人は、感受性が豊かな人とも言い換えることができますし、

まるで自分のことのように物事を感じる力、共感できる力を持ち合わせているとも言えます

仕事の場面であれば、対人援助職ではその力を発揮できる分野とも言えそうですね飛び出すハート

 

誰しもに言えることかもしれませんが、

自分にとっての安心できる時間、安全感を感じる空間を持っておくことは大切です

身体と心を労わりつつ、周りの刺激に過度に振り回さられず、マイペースに進んでいきましょうラブラブ