久しぶりに社交ダンスの話です。
なんと、三ヶ月前のGAYAさんの記事のリブログです。
例のごとく、コメ欄にあるまじき長文になりそうだったので
リブログして書きかけたままだったのでした。
GAYAさんの記事を読んでビックリ。
私は最初から
「リード&フォローありき」でした。
私がダンス教室に通い始めたのは1980年代半ば。
GAYAさんより少し後になります。
この違いは年代的なものか?
環境的なものか?
私の最初の教室は
熊本の地方都市の御夫婦でやってる小さな教室。
競技はもう引退してらっしゃいました。
全日本ラテンチャンピオンの馬場選手と同門だったそうです。
生徒は20代が多かったです。(当時私も20代)
新しく入ってきた人が30歳過ぎてたら
「あの人30歳こえてるんだって~」と囁かれるくらい。
レッスンは団体レッスンが中心でした。
個人レッスンは
団体併用で受けるケースがほとんど。
個人レッスンのみは稀でした。
詳細は以下の記事の中盤に書いてるので興味のある方はどうぞ
このダンスは足型順(振り付け)を決めなくても踊れるダンス
ダンスは足型じゃなか
身体の動きの結果として足型がある
立ちが6割・歩きが3割。
あとの一割がステップ順
こういう先生だったので、
最初っから身体の使い方を習いました。
これは、まっさらな初心者には
かなりハードルが高かったと思います。
だってルンバウォークで
「足ば出すとじゃなか!
右腰が後ろに行くから左足が前に出ると!」
・・・・なんて言われてもワカランや~ん💦💦💦
も~混乱しちゃって
右も左もワカランようになって
幼稚園からやりなおして来い!と言われたものでした...( = =) トオイメ目
当時、社交ダンスは足型を覚えるのが中心だったから、
ちょっと変わった教室だったのかもしれません。
なかなか新しいステップを教えてくれない・・と余所の教室に行く人もいました。
団体レッスンでは一応のルーティンがありましたが、
くどいほどに
「一応、こぎゃん順番にしとるばってん、このとおりに踊らんで良かとぞ」
と仰ってました。
極端な話「女子は順番ば覚えんで良か」と来たくらい。
あくまで、リード&フォローで踊れってワケ。
そんな環境でしたので、
半年もすれば、教室の練習会風パーティーでバンバン踊ってました。
男の子たちは、先生からしつこいくらいに
団体レッスンで習った順番どおりに踊らんで良か・・・・むしろ、
そのとおりに踊っちゃダメ!くらいに言われてたので、
ノンルーティンです。
まだ始めて数ヵ月の男子はレッスンのルーティン通りに来るけど、
何年も経ってる男子は完全にノンルーティン。
まだ習ってないフィガーが来ることもありました。
でも、それでも踊れるんです。
スローアウェイオーバースウェイのようなピクチャーですら、
まだ習ってもいないのに出来たりしちゃうんです。※
それが面白くてたまりませんでした。
もちろん習ってないから綺麗なラインなんて出来てないけど😅
スローアウェイオーバースウェイ
リード&フォローで踊る
これが無かったら、私は早々にダンスを止めてたと思います。
・・・・・と書いてるうちに思い出したんだけど、
私はダンス教室に通い始める前に社交ダンスを習ってた!
青年団で
あるいはYMCAで。
そこでは「リード&フォロー」という言葉は出てこなかった。
少なくとも印象に残ってはいない。
青年団が年に1~2回、近くの小学校で講習会をやってました。
熊本市のダンス教室から先生が教えに来てました。
ジルバを習った記憶があります。
青年団の踊り慣れてるメンツが、講習会のあとにガンガン踊ってました。
お決まりの「もっとやりたい人は熊本の教室へ~」のお誘いもあったけど、
熊本まで電車で45分はかかるし(当時は電車の速度が遅かった)
一時間に一本しかないし(今は一時間に3本)
車に乗らない身としては通いにくい。
ダンスは楽しかったけど、
それを押してまで通う魅力は感じなかったんですね。
私の社交ダンスの認識は
「男女それぞれに足型を覚えて踊る」でした。
ちょっと複雑なフォークダンスって感じかな?
足型を覚えて踊るだけなんて
覚えるのが大変なわりに
つまんない。
こんなふうに思ったわけ
ジルバで基本ステップを踏んでるだけで踊れることを体験したのに
なんでそう思ったのかはワカンナイ。
YMCAは友達に誘われて三ヶ月くらいのコースに通いました。
(友達の車に乗せてってもらった)
そこでも男女それぞれ足型を覚えて踊るだけでした。
なので、後に社交ダンス教室に通うようになったのも、
妹に誘われてしぶしぶ・・・・だったんですよね^^;
だって
「足型を覚えるだけで、
わざわざ習うほどのものでもないじゃん」
と思ってたから。
そして連れて行かれたダンス教室で
いきなりの身体の使い方を習って
これはただ者じゃない!と思ったのでした。
ことに回転時の顔の付け方を習ったときは
「バレエみたい!」と大感激!
だって、
一番やりたかったのはバレエなのに
大人になってからは出来ないと諦めてたのに
社交ダンスにバレエみたいなものがあったんだもの。
私にとって社交ダンスはバレエの代償でした。
でも、そんなこと忘れるくらい面白くて楽しくて、
・・・・いや、楽しいばかりではなかったっけ。
楽しいだけなら、多分、止めてる。
出来ないのが悔しくて泣いたり、
止めようかと思ったり、
でも「出来ないから止める」のはイヤで。
だから止めない。
続ける。
毎日だってダンス教室に行きたかった。
毎日ダンス教室のフロアに立てるプロが羨ましくて
一瞬、プロになることも考えた若い日でした。