続きです。
踊るための身体を作らないままに、
フィガーをどんどん叩き込むのは、
畑から抜いた泥だらけの大根のまま、
まな板に上げて料理するようなものなんです!
さて、
電通大の練習会を見て、
基礎連をやらないと上手くなれない!
踊るための身体を作らないと上手くなれない!
私もあれをやりたい!
と思った私ですが、
はて?
どこで あれをやれば良いの?
あのような基礎連をやってるダンス教室はない・・・・・
社会人になってダンスを始めた者は、
いったいどこで、
あれを習えばいいの?
・・・・・・・・・・・・・ドドドドドド~~ンンンン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
襲い来る絶望感。
いやホント、おおげさでなく
ズ~ン・・・と突き落とされたような気分でした。
楽しいだけじゃ楽しくない。
綺麗に踊れるようになりたい。
踊るための身体が欲しい。
そこに思い至った者の、
行き場がないのです。
受け皿がないのです。
でもって次の瞬間に考えたのは、
もう一度大学受験して電通大に入る!
一歳児と三歳児がいて
旦那は長期出張の母子家庭状態で
出来るわけないじゃん!なんだけど、
受験料と授業料はちょっと調べた😅😅😅
夢見るのは自由だよね
バレリーマンさん風(笑)
現在は基礎連中心の団体レッスンクラスを設けてるダンス教室もあります。
しかし、当時のダンス教室に
そのタイプのレッスンは影も形もなかったんです。
どこへ行っても年配のマダムが先生とゆったり踊ってるだけ。
私の教室見学タイムは平日の昼間だったから、当たり前なんだけど。
ちょっと話がズレますが、
社交ダンスと大人バレエは奇妙にダブります。
どちらも大人になって始めるからでしょうか。
大人バレエもすっかりお稽古事として成熟して、
今、バーレッスン以前のプレバレエを望む動きも生まれてる。
なんちゃってバレエから脱出したいと望む人が増えてきてる。
かつて社交ダンスで私が感じた渇望は、それだったと思います。
話戻して。
当時の社交ダンス教室に、
踊るための身体を作るレッスンは望めませんでした。
でも、そこで落ち込んではいられませんでした。
なんせ子供は1歳と3歳。
普通にダンスを続けるのすら大変な状態。
そんな小難しい煩悶なんか、どっかにぶっ飛ぶわ
平たく言えば「そんなもん忘れてた」😅
そんなおり、
バレエの先生とママ友として知り合ったんです。
私の「踊る身体を作りたい」という気持ちの受け皿が
目の前に「さぁどうぞ♪」と置かれたようなものですよ~
そして、私のバレエライフが始まったのでした。
まだ続く^^;