「買っちゃったけどイマイチだったな〜」と思っていた絵本 | 絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

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絵本の読み聞かせを味方につけると子育てはもっと楽しくなります
「読み聞かせなんてめんどくさい」という方も、簡単に楽しくできるときだけ続けられる「絵本で子育て」をお伝えします

 

 

 

すごく久しぶりに読んだある絵本のことを書いておこうと思います。

 

 

 

 

「買っちゃったけどイマイチだったな〜」絵本 のこと。

 

 

 

なんで買っちゃったか というと、作者が穂村弘さんだったからです。

 

 

 

わたしは、最初は歌人として穂村弘さんを知り、

その後、ほむりん(=穂村弘さん)のエッセイを読んで、なんて面白い人なんだろうと大好きになりました。

 

 

 

 

ある日、ほむりんの絵本に出会い

 

https://ameblo.jp/osekkainaobasan/entry-12056073701.html

 

 

 

 

殴られるような衝撃を受けたんです。

 

リアルに叫んだ。

 

これもね。

 

https://ameblo.jp/osekkainaobasan/entry-12376878515.html

 

 

 

 

 

 

 

だから、穂村弘さんの絵本 というと 勝手に期待しちゃう。

 

期待が高めになる。

 

 

なんかのけぞるようなことをやらかしてくれるんだろう、と。

 

 

 

 

 

で。

 

 

この絵本、本屋さんに透明なフィルムをされて売られているのを見つけて、

「あ。ほむりんの絵本だ!!!」と中身も見ずに購入しました。

 

 

 

で。

 

 

 

家に帰ってきて、(さあ、どんなことをやらかしているのかしら?)とワクワクしながら、読んでみて。

 

 

 

 

 

・・・

(シーン)

 

 

 

あれ? なんか違う。

いまいち。ピンとこない。どうなのこれ?

 

 

新しいっちゃ新しいけども。

 

 

よくわからない。

 

それほどでもなかった?

 

期待しすぎだった?

 

(あんまり、がっかりしたのか、いつもは絵本の奥付のところに、いつどこで買ったかメモしてるんだけど、何も書いてない)

 

 

 

(失敗だったな)と思いつつ、せっかく買ったんだからと読んでみたら、子どもたちは喜んでくれた。

 

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でも、そんなことはすっかり忘れて、すっかりわたしの絵本棚の端っこの端っこの方に追いやられて2年くらい経過。

 

 

 

つい最近、新幹線に乗ったので、ああそうだ、久しぶりにこれ、読もうかなと思って

保育園の幼児組さん、3歳、4歳、5歳さんに読んでみました。

 

小学1年生のクラスでも読んでみました。

 

 

 

 

 

そしたら、やっぱり喜ぶんですよね。

 

盛り上がりました。

 

そして、ちゃんとよく見てる。

 

ラストの変化もちゃんと指摘。

 

 

 

 

 

もしかしたらこの絵本、遠くから見たら、より良いのかもしれません。

 

 

 

遠くから見たことないからわからないけれど。

 

 

 

 

読んでみなきゃわからない絵本ってあるのよね〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しんかんせん!
作: 穂村 弘
絵: 長谷川 朗
出版社: くもん出版