「変化」というテーマで絵本セラピーをしました。
「変化」の絵本。
どんなのが思い浮かびますか?
そういうつもりで改めてわたしの絵本棚をじろっと見ると、ほとんどの絵本は「変化する絵本」か「変化しない絵本」に分けられることに気づきました。
すごくないですか。
自分の絵本棚を眺めてて、一人で「え!」「まぢか!」「そうだったんだ」とぶつぶつ言いながら考える時間がわたしは好きです。
そんなふうに 7冊の「変化の絵本」をピックアップして、絵本セラピーのプログラムを練りました。
絵本セラピーの会場は、初めての場所。
1時間に1本の御殿場線というJRの山北駅から走って3分くらいのところにある
カレー喫茶haz(ハズ)さん。
寂れた感じの駅前商店街のシャッター通りの中に突如現れる素敵空間。
山北町の文化発信の地。
貸切にしてもらいました。
わたしは、「王女様の椅子」に座り、10人の参加者の皆様は、座り心地の良さげなソファーに座っていただきました。
ビールやワインやチャイなどを飲みながら、変化に富んだワンプレートのおつまみをいただきました。
なんと自家製生ハムを自分でナイフで削ぎ切って盛り付けるというアトラクションも。
今回は、絵本セラピー初めての方がほとんどでした。
すごーく久しぶりの方も。
絵本は子どものためのもの、と一般的には思われているけれど、あえて、大人だけで絵本を読んでみる。
感じたことを分かち合ってみる。
するとどんなことが起こるのか。
はじめて絵本セラピーを体験してくれた皆さんから、こんな感想をいただきました。
よしりんより
先日はhazさんでの絵本セラピーをありがとうございました。
(帰りの電車、間に合いましたか?)
とんちゃんのお人柄、お店の雰囲気、集った方々のエネルギー…どれも心地よく響いていました。
その場ではなかなか言葉にできませんでしたが、ゆっくりむくむくと自分の中で湧いてきたので、感想を書かせていただきます。
絵本セラピーは自分にとって初めての経験で「自分が好きな絵本について話したりするのかな?」とか「セラピー用の絵本があるのかな?」などなど想像しながら当日を迎えました。
実際に参加してみると…まさに自分が求めていたものその場で読んだ(読んでもらった)絵本から感じたことを言葉に出し、シェアし合う。
なんて素敵なんだろう…
今回のテーマであった「変化」。
その中でも「幼少期(6歳頃)から変わってないところってどんなところ?」というお題に対して、その時はパスしたのですが「言葉がすぐには出てこないこと(熟考してから言葉にすること)」は変わっていないかもしれないな。と思いました。
今は色々なことにスピードが求められているような感じがして、息苦しさを感じることも多々あるのですが、そうか、自分はもともとそういう性質があるのだから、それを活かせるところにいけばいいのかな。とも。
長くなりましたが、とんちゃんの絵本との距離や人との関わり方がとても魅力的でした。
是非またお会いしたいです。
1時間に1本か2本の御殿場線
飛び乗りました〜(笑)
そうですよね〜
絵本セラピー
どんなのかわかりづらいですよね
「自分が好きな絵本について話したりするのかな?」
「セラピー用の絵本があるのかな?」
なるほど〜。
よしりんが求めていたもの でよかったです〜
またぜひご体験いただきたいです
ちあきちゃんより
はじめて絵本セラピーを受けました。
今回のテーマは「変化」。
ユーモアたっぷりの様々な絵本を読んでもらうなかで良い悪いではない自分の内なる自分を考えるきっかけになりました。
参加した方々のトピックに対する感想を聞く時間も新な気づきをいただけるとても楽しい時間で、その空間が素敵でとても癒されました。
とんちゃん、大人に絵本を読んでくれてありがとうございました!
「良い悪いではない自分の内なる自分を考えるきっかけ」
この「良い悪いではない」っていうのが、わたしはすごくいいなと思っています。
対立が生まれない、相手に対しても、自分に対しても。
にゃおこちゃんより
とんちゃん、今日は幸せに満たされる時間と空間をありがとうございました
読んでもらった絵本の感想やとんちゃんから頂くお題に対して、周りの意見をじっくり聞く時間がとっても楽しくて。
皆さんの思いを知ることでより心が豊かになれたような気がしました。
こんな風に子どもたちもオルタナティブな時間を過ごしたとしたら、とても心豊かになれそうな気がして、義務教育に取り入れてたら良さそうって最後の感想に混ぜ込んでしまいましたが、それは中学生以上が良いよという対象年齢と何故そうなのかのお話しをとんちゃんから聞いて納得です
絵本セラピーは大人対象にしています。
わたしは、中学生からは、お受けしようと思ってます。
でも、小学生までは、「絵本楽しー」「絵本面白いー」以上。がいいと思います。
にゃおこちゃんからいただいた続きのメール。
『思い込み』、、皆さんの絵本の感想のお話しを聞いていて世界をぱぁ〜〜っと、広げていただきました。
自分の感想だけの『思い込み』が私は強いかも、だから正解もジャッジもなく周りの考えを聞くことが今自分には今大事かもって思いました🌸
自分の「思い込み」に気づけるのが、わたしは絵本セラピーのいいところの一つだな〜って思っています。
毎回、自分の思い込みに「ハッ」となります。
「正解もジャッジもない」っていうのもすごく大事。
綾香ちゃんより
ずっとお会いしてみたかったとんちゃんに会える楽しみと、初参加のドキドキと、どんなセラピーなんだろう?という期待をしながら会場に向かいました。
そしたら、とんちゃんと、他の皆さんの温かい雰囲気に包まれ、ほっこりした気分でセラピーが始まりました。
絵本を読んでもらうって(大人になって)初めてで、すごく新鮮な体験で嬉しかったです。
参加前は、セラピーって小学校の国語の授業っぽい勉強チックなのを想像していました。
絵本を共有して、どう思ったかを真面目に答える感じ。
でも、とんちゃんのセラピーはそんな固いものではなく、なんか自分の奥深いところを思い出させてくれるような、、、心がスッキリ、満たされた気分になるものでした。
なるほど、だから『セラピー』なのか!と腑に落ちました。
そして、飲みながら、というのが最高でしたね。
とんちゃんの育児観とか、考え方が大好きで、今回お会いできて、さらにとんちゃんの大ファンになりました!
本当にありがとうございました。
また参加したいです。
なるほど〜。
国語の授業っぽい勉強ちっくなのだと想像されてたんですね〜。
わたし自身は、けっこう真面目、なんですけど、絵本セラピーはそういうのじゃないですよね、確かに。
はるばる、ご参加くださって本当に嬉しいです。
実際にお会いすると、立体になって(変な言い方ですけど)、親しみが増します。
わたしが、絵本セラピーをしてて嬉しいのは、「子どもってこんなふうに絵本を聞いてるんですね」と気づいてくれる現役のママがいらっしゃることです。
いつも読む側をやっている。
なんとなく面倒くさいときもある。
でも、読んでもらう側を体験すると、読んでもらう子どもの気持ちを想像することができる。
だから「読みたくなる」
別にわたしは一言もそんなこと強要してないですよ、絵本で子育て講座じゃなくて、絵本セラピーだから。
でも、勝手に気づいてくれちゃうのが、実は、密かに にやけるほど、嬉しいです。
変化に富んだhazさんのお料理
今度の土曜日と日曜日は、京丹後のねぎぼうず文庫さん主催で、4時間の!絵本セラピーです。
アルコールなしで4時間!(笑)
どうなるんだ!(笑)
楽しみすぎます。
おとなのための参加型絵本講座ご依頼お待ちしております