絵本ふかよみ倶楽部 やってみた | 絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本の読み聞かせを味方につけると子育てはもっと楽しくなります
「読み聞かせなんてめんどくさい」という方も、簡単に楽しくできるときだけ続けられる「絵本で子育て」をお伝えします

 

 

 

2023年は

ふと思いついて

ある意味

衝動的に

ほぼほぼ鼻息だけで

「大人のための絵本ふかよみ倶楽部」を始めました。

 

毎月1冊の絵本をみんなで「ふかよみ」するという目論見。

 

「深読み」じゃなくて

もっと責任のない感じで

ゆるっと「ふかよみ」。

 

読み聞かせは、なし。

録画あり。

 

12冊のふかよみする絵本は、

パッと決まりました。

 

どれもこれも

大好きな絵本ばかりを。

 

 

**********

1月 はらぺこあおむし(エリック・カール もりひさし 偕成社)

 

2月 三びきのやぎのがらがらどん (マーシャ・ブラウン 絵 せた ていじ 訳 福音館書店)

 

3月 ジャリおじさん (大竹伸朗 福音館書店) 

 

4月 ぐりとぐら(なかがわ りえこ 作 おおむら ゆりこ 絵 福音館書店)

 

5月 スーホの白い馬 (大塚勇三再話 赤羽末吉画 福音館書店) 

 

6月 イエペはぼうしがだいすき (石亀泰郎 文化出版局)

 

7月 およぐ (なかのひろたか 福音館書店) 

 

8月 だいちゃんとうみ (太田大八 作絵 福音館書店)

 

9月 すてきな三にんぐみ (トミー=アンゲラー作 今江祥智訳 偕成社)

 

10月 さるのひとりごと (松谷みよ子 文 司修 絵 童心社) 

 

11月 もりのなか (マリー・ホール・エッツ 文絵 まさきるりこ 訳 福音館書店)

 

12月 まのいいりょうし (瀬田 貞二 再話 赤羽 末吉 画 福音館書店)

 

**********

 

 



 

簡単に始めてしまったけど

「ふかよみ」って

なんだ?

 

これでいいのか?

 

 

右往左往しながら

自分の主観満載で

作者のこと調べたり

関係書籍を読んだり

関係絵本を読んだり

レビューを読んだり

ヤギ見に行ったり(!)

それらを伝えるために

まとめたりして

ときに

息も絶え絶えになりながら

ぜんぜん、「ゆるっと」じゃないじゃーん!と自分で自分にツッコミを入れながら

あっという間に1ヶ月1ヶ月が過ぎて行きました。

 

 

 









 

やぎ↑

 

 

 

強がりかもしれないけど面白かったです。

 

上甲の勝手な「ふかよみ」

 

皆さんそれぞれの「ふかよみ」

 

 

 

こんなことを

一緒に面白がってくださった皆さんに感謝です。

 

 

 

2024年は、せっかくなのでこの「ふかよみ」を、言語化して

まとめたいと思います。

 

やりっぱなしになっちゃってます。

 

 

 

いただいたご感想です。 

 

なおちゃん

 

この企画を知って「楽しそう!」と思い、申し込みをして、絵本もすぐ揃えたのですが、20時ごろがちょうど娘が寝る時間で、いつもそのまま寝落ちしてしまい、リアルタイムの参加ができないまま、しかも録画も溜め込んで、一気に観るという参加ばかりになってしまいました。 

すみません。 

 

でも、とんちゃんがセレクトした絵本は、 

本屋さんで出会っていたら買わなかったかも…という本があったり、読みなれていた絵本も、とんちゃんや参加者さんのいろんな視点で新たな発見があったり。 

 

これが“ふかよみ”かぁ!楽しいなと思いながら観ました。 

ふかよみできたことで、この絵本を作った時の作者の背景や人柄も知り、もともとけっこう好きだった絵本がさらに好きになって、勤務先のこども園で読み聞かせをする時に、以前より丁寧に読むようになりました! 

 

そうしたら、先日、主幹の先生に「絵本を読むのが上手ね。子どもたちにどんどん読んであげて。」と誉められ、ふかよみ倶楽部のおかげだなぁとありがたく思いました。 

 

他の絵本のふかよみも気になるので、またそのうち、ふかよみ倶楽部、してほしいです。 

一年間おつかれさまでした! 

 

 

えー。

 

嬉しい。

 

さらに絵本が好きになる。

 

絵本の読みが変化する。

 

それに主幹の先生が気づいてくれる。

 

嬉しいなあ。

 

 

子どもにとっては、関係ない。

 

「ふかよみ」なんて関係ない。

 

作者の思いなんて関係ない。

 

目の前にある絵本と読んでくれる大人との時間がすべて。

 

でも、その目の前の大人の「読み」がなんか変わる。

 

楽しいなあという思いがのる。

 

そんなきっかけになったんだとしたら、「あり」だったんじゃないかと思えます。

 

なおちゃん、ありがとう。

 

 

 

 

ありがとうございました。
ほんとに面白かったし、勉強になりました。
とんちゃん目線の深読みは毎回、目からウロコで、とんちゃんの笑顔でもらい笑いすることが多かったです。
みなさんの深読みも楽しかった。
同じ絵本なのに、色んな解釈があるんだなーと。
それだけに絵本は奥深く自由なんだと感じることができました。
そして、その絵本にまつわる情報量と中身の濃さに感謝です。
アレをひとつ、ひとつ、自分で調べたり、人に話を聞いたり、講座に参加したりして、かき集めてたら、かなりの時間とお金を使ったと思うンです。
それをなんと月1000円で行ってくれたとんちゃんに感謝しかないです。
ありがとうございました。

さっちゃん

 

 

 

そうなんです〜。

 

思いがけず深い沼にずぶりとハマり

どうしても

まとまらなくて

膨大な情報の前にアップアップして

焦りまくった日もありました。

 

なんでわたし、こんなこと始めちゃったんだろ〜と

正直思ったこともあります。

 

そんでもやっぱり

やってよかったな〜って思えました、さっちゃん、ありがとう。

(投げ銭もありがとう)

 

 

 

こちらは やぎさんより。

 

 

子育ての隙間時間や夜な夜なの楽しみに
とんちゃんやみなさんの深読みを
楽しませてもらいました。

参加して良かったです。
ありがとうございました。
思いもよらない気づきがたくさんあって
このふかよみ倶楽部がなかったら、
手に取らなかった絵本もありました。

私は2年前にとんちゃんのインスタライブでみた
『ジャリおじさん』が衝撃で、
今も大好き絵本として好きな絵本の一冊です。

そこからしばらく、ナンセンス絵本を深掘りしていて
長新太さん沼に落ち入り、
しばらく抜け出せずにいました。

一つの物事に入り込むと、ずっーと没頭してしまう
性格で、とんちゃんのように
色んなイベントや活動をポンポンとこなす事に
尊敬した一年でもありました。


ホントは私も年内のうちに
全てのふかよみ配信をみて
私なりにふかよみしたことを記事にしたかったのですが
家族みんなでインフルエンザにかかり
それどころじゃなくなりました。汗

お正月にやっと
『さるのひとりごと』と『まのいいりょうし』の
配信を見る事ができました。

ふかよみの配信がすべて終わって
私が感じた感想は、
◉いい絵本とは?◉怖い絵本とは?◉読むのに勇気がいる絵本(好きだけど)、を深く考えるきっかけになりました。
そして、それは読み手の子供が感じ取るものだと知りながら、やはり限られた時間に読む絵本を選ぶときに、サラッと選べない絵本があるよね、と感じました。

そう思いながらも、
このふかよみ倶楽部のとんちゃんやみなさんの
感想を見ていて
『なにを読んでもいいんだ』と強く勇気つけられました。

『さるのひとりごと』だけ、
図書館に蔵書がなく、
手に取って読む事ができませんでした。
2024年の目標は、どこか近郊の図書館で
『さるのひとりごと』絵本を借りて読むことです。

この絵本の意見を聞いてみたい、というのが
このふかよみ倶楽部のとんちゃんの隠れた目的だとしたら、きちんと私も感想を言いたいな!と思いました。

確かに問題作。

でも、でも、私には
そこまで問題作とは感じませんでした。
猿が可哀想とか、蟹が可哀想とかも感じない。

なんというか、、現象がただそこに起きている。
という感覚。
善も悪もない。
子供はもしかしたら、きっと
死も生も区別ない世界をまだ生きていて
『さるのひとりごと』で起きている物語が
どうゆう事なのかもしかしたら理解できてないかもしれない。
いつだって、
物事に意味を見出したり価値をつけたがるのは
大人です。

『まのいいりょうし』を深掘りしたときにも
昔話や民話を少し読みました。
残酷なお話も多くて、救いもない。
どうしてこんなお話が語り継がれているんだろ?
というようなお話も。


『子供は大人が思っている以上に、色んな受け取り方をしている、怖いとかいう感情が湧き起こらない方がむしろこわいこと。』

Eテレの「怖い絵本」特集で京極夏彦さんが
言っていたこの何気ない言葉がこのふかよみ倶楽部の本質ににつながっているような気がしました。

子供を信頼して、
絵本の力に頼って
私も色んな絵本を読み聞かせしていきたいなと
思いました。

 

 

 

 

やぎさん、

わたしも実は、

すごーくズブズブ沼にハマって

抜け出せなくて

アップアップしていること

あるんですよ。

 

ほんとうに、

改めて

「絵本を読む」

「絵本を選ぶ」

簡単なようでいて深いなあと感じてしまった1年でした。

 

 

『ジャリおじさん』については、ここでも喋ってます。

 

https://youtu.be/9bZPIKXBRag?si=kmhVrSECcZ2loVgm

 

 

絵本ふかよみ倶楽部は

1年で終わりにします。

 

でも、「ふかよみ」したい絵本は、まだまだ

あります。

  

このあたりを「ふかよみ」したい。

 

 

『そらいろのたね』 なかがわりえこ文 おおむらゆりこ絵 福音館書店

 

 

『どうぞのいす』 香山美子作 柿本幸造絵 ひさかたチャイルド

 

 

『おばけのバーバパパ』 アネット・チゾンとタラス・テイラー作 やましたはるお訳 偕成社

 

 

『14ひきのひっこし』 いわむらかずお作 童心社

 

 

『しょうぼうじどうしゃじぷた』 渡辺茂男作 山本忠敬絵 福音館書店

 

 

『どろんこハリー』 ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 わたなべしげお訳 福音館書店

 

 

『11ぴきのねことあほうどり』 馬場のぼる こぐま社

 

 

『だるまちゃんとてんぐちゃん』 加古里子作絵 福音館書店

 

 

『てぶくろ』 エウゲーニー・M・ラチョフ絵 内田莉莎子訳 福音館書店

 

 

 

 

 

 

だから、不定期でやると思います。

 

随時参加者さんを募集する感じで

やろうかなあと思います。

 

また、お知らせしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはアーカイブです。