午後から風が強くなった日がありました。
毎日、インスタライブで絵本の紹介を続けています。
ブックトーク、というのかな。
最近は、始める20分くらい前から
ご紹介する絵本を決めます。
何にしようかなあ。
なんか喋る関連がないと
喋りづらいので
今回は
「風が強い絵本」を探しました。
「風が強い絵本」「風が強い絵本」「風が強い絵本」「風が強い絵本」
と
絵本棚の前で探して
「お! これだ!」
えすがたあねさま
大川悦生文
梅田俊作絵
ポプラ社
1冊絵本を選んで、ノートに書き出します
基本情報
(作者、出版社、出版年など)
印象的なセリフ
大まかなあらすじ
そして、喋る切り口を考えます。
今回は読み返してみて
「肉食系女子」という切り口が
パッと浮かんだので
その路線で話します。
完全に自己満足ではありますが
こんなことを考えて
喋るのが楽しいので
飽きもせず続けています。
もともと、この青年は真面目で働き者なんですよ。
でも、あまりにも美しいあねさまが
いきなり
「ひとばん とめてたもうれ」
と押しかけ
翌朝には
「おまえさま ひとらもんだし、
おらも ひとりっきりだす。
おら、ここの よめに
しては くれねかな。」
と
逆プロポーズされ
(肉食系女子、でしょ?)
骨抜きにされてしまいます。
あねさまには才覚あり、仕事を見つけて働くもんで
あねさまに見とれて
働かなくなった青年を見かねて
あねさまは
サラサラと自画像を描くんですよね。
この自画像を畑に置いて
見ながら働かせるんですよ。
この自画像が元で
二人は引き裂かれてしまうのです。
風に吹き飛ばされた
絵姿あねさまが
殿様の目にとまり
殿様がゾッコンラブになっちゃうのです。
似顔絵でそこまで人を好きにさせられるって
どんだけ?
どんだけ美人なの?
深キョンか
浜辺美波か
そのレベル?
ラブラブだった二人は
引き裂かれます。
3年もの間
引きこもり
泣き暮らしていた青年が
暗い部屋の中から
戸の隙間から
ざらんこ ざらんこ 栗がなっているのを見て
顔つきが変わるんですよね。
人が何で変わるのか。
どんなきっかけで
悲しみから脱出できるのか
思いがけないなあと思いました。
ラストは
スカッと爽快。
どんびん からりん あとないっけど。
ぜひ
読んでみてください。
えすがたあねさま
大川悦生文
梅田俊作絵
ポプラ社
ここで喋ってます。
自画像的なもの↓
かわいいですよね