ブレイディみかこさんの
ぼくはイエローで
ホワイトで、
ちょっとブルー
を読み終えました。
イマドキの流行りモノに
あんまり手を出したくない
あまのじゃくなわたしですが
これは
時流に乗ってでも、読みたかったです。
本屋さんに行って
セルフレジであたふたしながら
買ってきました。
色々、感じたことはあるんですけど
どうでもいいようなことだけど、
今日はここで一つだけ。
この人、ブレイディみかこさんは
一貫して
「配偶者」と表現している。
夫でもなく、旦那(ダンナ)でもなく、主人でもなく、ダーリンでもなく、パートナーでもなく、パパでもなく、お父さんでもなく、
「配偶者」と。
その表現の仕方が、なんかこの人らしくて、いいなあと思いました。
わたし、いつもちょっと迷うんですよね。
大抵、「夫」と表現していると思うのですが。
「配偶者」かあ。
誰かの相手についても、どう書いていいか、ちょっと迷う。
「ダンナさんが読んでくれたんだあ」
とか
わたしが書くのもなんかねえ、と。
この人が
「配偶者」としているのは、あえて
「配偶者」としているんだと思う。
この人は、相手と自分の関係性を
とても繊細に?
正確に?
大切に?
とらえようとしている、そんな風に感じました。
だから、その人をどう表現するか、ということについても
一番、正確な言葉を誠実に選ぼうとしている、
そんな風に感じました。
わたしが夫のことを「配偶者」とマネして言ったら
それはそれで
なんか変な気がするね。
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