「はらぺこあおむし」にもの申す

みんなが


「いい」「いい」というものに対し


「ほんとうに？」

と

ナナメに見るような癖みたいなものが

わたしにはどうもあるようです



これもそう



はらぺこあおむし

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エリック・カールさん　来日されていたのでしょうか？


エリック・カール展もやっていたみたいです

（あ、京都で始まるんですね）





ビジュアル的に

美しい

そう思います


が

絵本　として見たときに


どうなんだろう

なんでなんだろう


と思う部分があります




例えば　あの　穴


あれ

ぜったいに必要　ですか？


ほんとうにあったほうがいい　ですか？


なくてもよくないですか？




なんてことをひねくれて考えてしまうのです

なぜ

穴があるのですか？


あおむしはおなかがぺっこぺこなのに　

ひと穴分しか食べないのですか？


まだおなかはぺっこぺこ

と

ひと穴分だけで出てきちゃうんですよ






それにですよ

ページが切ってあるんですよ


りんごはりんご一つ分の幅に

なしはなし二つ分の幅に


切ってある


なぜですか？


白い余白で良くないですか？

見えちゃいますよ、次のくだものが


いいんですか？


それにりんごとなしをめくったページでは


げつようびのあおむしが見えちゃいますよ


２匹いるみたいに見えちゃいますよ、いいんですか？





これは

穴をあけちゃったから

なのかもしれません

余白に穴があると変だからかもしれません


だから切っちゃったのかもしれません


でも余白のページには穴は必要ない気もします






こういうしかけ

しかけのある必然性

なくてもいいのではないかというしかけのある必然性


みたいなものが


どうもしっくりこない


とずっと思っていましたし

今でも思っています


その分

制作費だって上がるでしょう？


ってことは絵本の値段もあがるわけでしょう？





もっとシンプルでいいのではないか


穴もなく

ページも切らず


それでもこの絵本としての魅力は減らないのではないか


いや、むしろ増すのではないか




などと素人ながら

いや

素人だからこそ

考えてしまうのです




えらそうにすみません


絵本が好きだからって盲目的に

「いい」「いい」とは思えないところもある

っていう話しです




エリック・カールさんに聞いてみたいです


「どうしてですか？」って






そしたら、Facebookでお友だちが教えてくれました

ピチピチの踊り食い状態でご紹介させていただきます

知っているかもしれませんが、本に穴をあけるなんてありえない！！とアメリカの出版社ではNo!!と却下されて出版してもらえなかったそうです。

そんな中、それは面白いですね‼️出版しましょう‼️と言ったのが日本の偕成社だけだったそうです。

その時からエリックカールと日本は深い仲になったそうですよ。

はらぺこあおむしはアメリカには逆輸入のような感じで出版されたそうです。

そのことを私は、エリックカール展で知りました。





飛び出すなどのしかけ絵本はあったのかも知れませんが、穴をあけるとか切るとか、そういう絵本を傷つけるような行為？？はナンセンスだったようですよ

そうなんですねえ


しかけ絵本なんだ　と割り切ってしまえば

いいのかもしれません


でも

なんていうんでしょ


しかけ絵本にしなくても

その絵本としての魅力は充分に発揮されている場合

もったいない気がしちゃうんですよね








それにしても

いろんな絵本のパターンや

グッズがあるんですねえ


偕成社さん、やりましたね♡


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