《 トレードとFA 》 | お節介ジジイの辛口談義

20230719

クソ暑い日が続きますがな!!
今朝はガーシュインの名曲、
「Summertime」
選んだお節介ジジイです。


エラとサッチモが共演した名盤ですね。
 

 


昨日はエンゼルスがやっと勝ちましたね。
昨日、もしエンゼルスが負けると大谷君の
ヤンキースへの移籍(トレード)が数日内に
本当にあったとかもしれんとです。

今月末までのトレード期限と
今シーズン後のFAの話の意味を
皆さん分っているとでしょうかね。

大リーグオタクの私として、少し説明します。
もし、間違っていたら指摘願います。

トレードとは;
   ① 所属選手の所有権を交換する事
   ② 選手の意思は全く関係なく可能
   ③ シーズン中の報酬は変更がない
   ④ 新球団と旧球団で報酬の負担割合を決める
   ⑤ 原則として7月末が期限(今年は8月2
日)
一方でFAとは
   
① ある一定期間所属すると選手に与えられる権利
   ② その選手はどの球団でも選択できる
   ③ 現在の所属球団に残ることも出来る
   ④ 報酬等の条件が合致する球団と契約する

ということを考えれば、

大谷君は今年のシーズンが終われば
どの球団とも契約可能なのです。
従って、大谷君が今シーズン後にエンゼルスと条件面で
合わなければ、エンゼルスにとって
彼の資産価値を

フルに活用できるのは、今月末までの
トレードしかないのです。
他球団の伸び盛りの若手を5・6人もらい、来年以降の
球団の補充をすることが可能になります。

ということで、
今年優勝争いの出来る球団は
後半戦に向かって大谷君が欲しいわけです。

ただ、もし大谷君をトレードで7月末に手に入れても
シーズン終了後は大谷君にはFAの権利が生じますから
来期以降には大谷君はよそのチームに行くことになる
可能性が出てきます。

複雑な制度で分かり難いのですが
これが
アメリカ大リーグの現実なのです。

私も、この制度を理解するのに
四苦八苦してたとです。
このような複雑さはサッカー、バスケットでも
見られますが、
「チームと選手に対する愛」
矛盾が起きてくると思いますね。

長嶋の巨人って言ってたファンが簡単に
長嶋の阪神って言えんと思いますぞ!!

そのうちに観客(ファン)離れが起きるのではないかと
勝手に心配しとるとです。

ということで、今日はここまで!!