1.17 月例・辺野古新基地反対抗議 | 徹通塾・芝田晴彦のブログ

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民族自決 戦後体制打破
基地問題を考える愛国者連絡会 / 自由アジア連帯東京会議

全憂会議並びに『基地問題を考える愛国者連絡会』月例の官邸前。今回は「北朝鮮の核開発を許す、わが国への真の脅威の除去には何ら役立たない辺野古新基地と安保法」との観点から抗議街宣を行った。

毎回十名程度が参加、うち半数がマイクを握るが、時節柄か病欠者が相次ぎ、今日はナリヒラ同志と私の二名、それに撮影係他の計四名での抗議。



二人で言いたいことを散々叫んだ後に、私が読み上げた抗議文内容の要旨は以下。



内閣総理大臣 安倍晋三に告ぐ


民意を無視し建設が強行される辺野古新基地、並びに先の安保法制の理由として「中国の脅威」なるものが度々引き合いにされている。


此れが真に脅威ならば、最大最強である米軍との同盟を強固にすると云うのも一理ある。然し、中国は果たして差し迫った脅威なのだろうか?


中国の問題を一言で表せば、それは全て「中国国内の内政問題」である。中共内部で常に権力闘争を続けねば維持出来ぬ中国トップの座、互いに拮抗し時に中共指導部とも勢力を競い合う七つの軍区と呼ばれる軍産複合体の集団。己の権力や地位の保持・向上に腐心する連中が、安倍首相の云う如く、直ちに強引に安保法を制定し、基地を無理矢理建設する程の脅威とは思えない。

今、差し迫った脅威とは、諸外国で既に頻発するテロであり、隣国のファシズム国家・北朝鮮の核開発である。

果たして安保法や辺野古新基地は、これらの事案に対しては全く役に立たない。

経済発展によって資本主義化した中国と違い、北朝鮮はその動向が読めず、よって東アジア地域全体の不安定要因となっているが、もう一つ危惧すべき点がある。キム・ジョンウンが外貨獲得の為に書くを中東やテロリストに売り渡す事態だ。例えばISなる輩は核の使用を躊躇しないだろう。

そうなれば、それまでは同盟国であるわが国や韓国への被害を考慮し躊躇っていた米国も、武力解決を選択するのは間違い無い。アジアに関心の無い米国も、中東での権益が絡むならば遠慮はしない。

その様な事態を想像した時、わが国にどれ程の備え、準備があるというのだ?

国防を、そして諸国からの脅威を唱えるならば成すべき事は何か?


米国に頼りきらない、わが国独自の戦略を持つこと。これに尽きる。

占領軍である米軍が今のままで駐留を続けることなど所詮戦後体制の継続に他ならず、それがどれだけ北朝鮮の核やテロの脅威に有効なのか甚だ疑問である。


安倍首相は真の脅威を見定め、国民に伝え、正しい準備をしろ。決して基地も安保法も解決にはならぬ。

繰返す。基地を初めとした沖縄問題は戦後体制の欺瞞の露呈である。私達はこの欺瞞を糾すため、今後も抗議を継続する。

辺野古新基地建設を中止せよ!

占領軍である米軍は日本から出て行け!

民族自決・自主国防体制を確立せよ!

戦後体制打破! ヤルタ・ポツダム体制を打倒せよ!


この日は抗議街宣の後、桜田修成銀座デモのカウンター勢への陣中見舞い
https://twitter.com/1973_takahashi/status/688584001418735616

そのあとは新宿で『北朝鮮人権問題対策セミナーvol.4』を行う。こちらの模様は別途。
https://twitter.com/livekarajp/status/688685813530427392


【追記】
風邪が流行っています。 皆様、体調管理にはくれぐれもご留意下さい。