シニア親子の同居生活 | 窓越しの備忘録

窓越しの備忘録

忘れないように、今、そして過去を記録

一緒に暮らしだして1週間になる。


初っ端の衝撃も

日々のあれこれと、

来週のハワイ旅行の準備とで、

いつのまにかどうでも良くなった。

と言うか、日々それ以上の衝撃の連続に、

私の神経も麻痺してきた感じ。


毎朝御仏壇に手を合わせて、

心の安定を図る日々。




我が家の御仏壇は

家をリモデルした時に合わせて特注した、

当時としては珍しいコンパクトな大きさ。

だから当時の一般的なサイズの半分くらいだ。

今はこのサイズが一般的になっているみたい。

しかしコンパクトだけど、

それなりに大きく重たい。


墓じまいが決まってひと段落だけど、

次の悩みはこの御仏壇の処遇だ。

何処で誰が護るのか。


これ以外にも色々悩ましい事は尽きない。


閑話休題


1週間たって冷蔵庫も、

少しは整理が進んだ。

道はまだ遥かなのだが。


毎日出される食事や、

処分した食品をみたりして、

ママもいかにお金の無駄使いしたか、

漸く認識してきた。

これから在庫確認をどうしたらいいのか、

簡単な方法を見つけないといけない。


取り敢えず今は、

初期の悲壮感が薄れてきて、

漸く、納豆以外でも苦瓜や、

大好きな杏仁豆腐を買って来れてる。



ハワイ旅行後も、

ママとの共同生活は後1か月余り続く。

お互いが行き詰まらない為にも、

肩の力を抜いて深呼吸しながら、

お互い適度なガス抜きしながら、

楽しみを見つけて生活する事が肝心だ。



とは言っても、

旅行の準備しながら、

処分すべき衣服の多さに、

今更ながら目眩がしてきた。


それ以外でも色々出てきている。

例えば、使いかけの歯磨き粉チューブが、

4本もあるのだから堪らない。

仕方がないから残り少ないのから、

私が使い切っていくしか無い。

それ以外でもほぼ空の化粧品とかある。

ママは使うからと処分させないので、

私が使い切る以外処分する事出来ない。

些細な事かもしれないが、

こういう積み重ねに心が折れていく。




正直言って次から次へと、

意味不明な事が起きるのが、

シニア親子の生活だと言える。


ママは終活する気がないけど、

それでも墓じまいとか遺言書とか、

ゆっくり働きかけてきたら、

納得して受け入れてくれた。


だから私が焦らず鷹揚に、

そして柔軟にママに対応していけば、

少しずつでも終活は可能になると思う。



千里の道も一歩からで、

乗り越えられない試練は与えられない。

だから頑張れ私!