窓越しの備忘録

窓越しの備忘録

忘れないように、今、そして過去を記録

日本に戻って来てからはや三週間。

ママの思った以上に進んでいる脳の老化。

わかっていたけど、やっぱり今回も日々右往左往するばかり。


唯一の救いが空梅雨のお陰で、

今年の日本の夏が思ったよりも暮らしやすい。

なんなら我が家で35℃超えのときと、

あんまり大差ないかなって感じ。


最近は気温が日中は35度前後でも湿気が低いし、

夜も気温が25度前後まで下がる上、

深夜から朝にかけて涼やかな風が吹くから寝やすい。


何よりも私の体が週に三日、

室温35℃で45分間のPilatesやっているし、

それ以外の日はサウナに入るしで、

高温下で動き回る事をしているから、

湿気が低ければ35℃前後は平気になっている。


然し、昨夜は台風という熱帯性低気圧の影響か、

久々の湿度75%で寝苦しい夜になってしまった。


私の体の湿度への異常な反応で、

今年も健在すぎて寝不足になってしまった。

今日は昼寝しないと夏バテを発動するかも。


閑話休題


90歳にあと一週間のママは、

5ヶ月経って更に五感の老化が進んでいる。

視覚や聴覚の老化って結構言われているけど、

脳の老化は他の感覚にも影響がある。


ママの一番の問題は嗅覚!

衛生上、嗅覚が鈍くなると色々弊害がある。

これが顕著に現れるのが日常の衛生問題。

お風呂に毎日入るのに体や髪をちゃんと洗わない。

服とか毎日着替えないで、

同じ服を着続けるとか、もう色々ありすぎる。

掃除だって何日もしないし、

ゴミ出しもいい加減になっている。


冷蔵庫も色々整理しないし、

定期的に掃除もしてない。

野菜庫とかも買って使ってないが結構ある。


これ以外今回気がついたのが、

味覚とか食生活の激変だったりする。

変なこだわりも発動しているし、

食も年齢とともに細くなっているしで、

栄養補給、特にタンパク質の摂取に苦慮している。

毎日ママになんとかバランスよく、

タンパク質を含めて食べて欲しいから、

工夫しているけど結構難しい。

でもワンプレート食事にしているので、

ママもプレートのものは文句を言わずに、

綺麗に食べるようになっている。

それに冷製スープか青汁を添えてもいるから、

一応栄養は足りていると思う。


五感問題以外でも知覚面で、

拘りや考えないでの言動が増えている。

兎に角、思い込んだら聞く耳持たず。

気が済むまでしないとダメな状態。


本当に3歳児レベルの言動だし理解力だから、

理不尽の嵐に私が耐えるしかないのが現状。


こっちが感情的にならないよう、

同じ土俵に立たないように気をつけて、

被害を最小限にするしかない。


然し、そんな脳の老化で振り回されているけど、

その脳の老化の記憶力低下で救われるというアイロニィ。


ママのワーキングメモリーは、

ほぼ壊滅的な状況なので、

すぐ怒ったこととか言ったことを忘れる。

だから私は今回かなりそれを逆手にとっている。


例えば、大量に取り置かれている食品の容器。

一部を残して残りをまとめてここにしまうよって、

一旦整理して棚に入れてしまう。

それらをタイミングをみはらかって、

全てゴミの日に出している。


これらの一旦視界から整理されたものは、

ママも納得しての状況だから、

視界から消えたら存在をすぐに忘れてしまう。

お陰で台所周りの整理整頓が楽にできている。


老化した脳には、

視覚化することが1番重要なのだ。

例えば、予定はカレンダーに書いておくとか、

見えるところに大事なものは置くようにするとか。

見えないところに収めたりすると、

存在すら忘れてしまうのが今のママだ。


さて、物忘れ関連で言えば、

衣服に関してがなかなか大変だ。


例えば、私が日本で着るために置いていた服が、

ちゃんと私の引き出しに収めていたのにない。

帰国後何とか見つけて着てるんだけど、

何故か洗濯するとどこかに行ってしまう。

勿論、ママが勝手にどこか別のところに置くから。

注意しても埒があなかないし、

ママは知らないの一点張りだから話にならない。


その他にも本当に色々ありすぎて、

日々パワーアップするママの言動を観察して、

常に傾向と対策を練って生活している。



私は老親介護の生活が今回は2ヶ月弱とか、

一応の区切りがある状況だ。

然し、期限なしで老親介護している人たちは、

どうやって生活しているんだろう。


離れていることでの気苦労もあるけど、

一緒に暮らしている人達を思うと、

定期的に離れて一息つけるのは、

かなり有難い事に気がつかされる。


老親介護は本当に大変だ。


今回に先行きを更に考える状況になったのは、

ママの老化進行いがいにも、

本人から次の段階を話すようになっからだ。

結論は出ないのだけど、

取り敢えず、お姉ちゃんのところに行く。

そこで改めて、みんなで話し合うと決めた。

ママもそれには異論を唱えていない。




長生きすることは嬉しいけれど、

健康含めて脳の老化という現実が重くのしかかる。


介護施設や高齢者施設とか色々あるけど、

まず良いところは入居するのが大変だし、

入っても状況によっては追い出される。

日本の老人介護は家族による自宅介護が原則。

だから私達もそこは腹を括っている。


それに今はアメリカと比べて安いと思うけど、

深刻な人手不足が顕著だから、

何はアメリカ並みに高騰していくと思う。

だから自宅での介護で行くしかない。




これからを考えると本当にキリがないし、

それが老親介護なんだと思う。

それに合わせて自分の老とも付き合わなくてはいけない。



暑い日本の夏。

これからまだ四週間余りある。


来週は東京にママと行かなくてはいけない。

その帰りには途中下車での小旅行も組み込んでいる。

何とか息抜きを挟みながら過ごしていきたい。