シニアライフのパートナーはこれで良いのか? | 窓越しの備忘録

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忘れないように、今、そして過去を記録

春の雨の恵みに感謝しながら、

何故真剣に家庭菜園している人たちが、

4月には苗の植え付けをするかを理解した。

 

自然の恵みの春の雨が4月は多いので、

そのせいもあるんだと思う。

それに気温もマイルドだし、

氷点下にならないけど、

若い芽を狙う虫やナメクジもまだ活動してない。

だから野菜の苗がすくすく成長してくれる。

 

去年時期をずれて植えたきゅうりやズッキーニの苗は、

ナメクジにやられて全滅となった。

 

だから今年は収穫が期待できるので、

家庭菜園の世話が楽しい。

 

閑話休題

 

この間家庭菜園ボックスを写真に撮っていた時、

実はもんちゃんがやらかしたあれこれも撮ってみた。

今日しみじみと見返していて思った。

 

シニアライフのパートナーにもんちゃんは、

どうなんでしょうねって。

 

 

検証その1

 

 

家の前のゲートからの通路をコンクリにした時、

もんちゃんは何故かこんな段差を作っていた。

 

こんな段差があったら転んだりして、

怪我のもとだからなんとしろって言ったけど、

もんちゃんは気を付ければいいから問題なしと、

私の文句を一言のもとに却下。

その後も折につけていってるんだけど、

取り合ってもくれず20年余りこのままだ。

 

今のところ誰もケガしてないけど、

いつ何があるか将来はわからない。

こうなったらペンキで色でも塗ろうかなって思う。

 

しかし、なんでこんな段差つけるんだ。

 

 

検証その2

 

 

これも20年余り前の事。

ウッドデッキを大きく建て直して、

家の前からのゲートの通路を延長した。

その後、もんちゃんは何を思ったか、

庭木を通路に沿って植えたのだ。

 

当時我が家の一代目のBoyは、

Dog Doorを使って庭に出ていたけど、

この植木の壁の出現で遠回りをしないと、

芝生のエリアに行けなくなった。

当時はまだ庭木も小さかったから

(膝と足首の間位)、

何とか合間から出入りができたんだけど、

家庭菜園やブルーベリーの水遣りが、

本当に面倒くさいことになった。

 

そこでブチ切れた私が、

ウッドデッキの階段を降りた処にあった、

隣り合わせの庭木の間を刈って、

間に石を置いて出入りできるようにした。

 

最初はそんなこと云々と文句言ったけど、

現実問題この通路がかなり便利なので、

もんちゃんが後から石を外して、

ちゃんとコンクリで固めてくれた。

 

 

この写真は芝生サイドからだけど、

今ではこんなに大きくなってしまって、

本当になぜこんなことしているのか、

私にはわけがわからない。

 

不便なことこの上ないのだけど、

慣れは怖い。

今ではこれが当たり前になっているんだよね。

 

こうやって私も常識から離れていくのかな。

 

 

検証その3

 

 

 

North Westは基本地中海性気候。

だから暑くなることはあんまりない。

夏でも30度超える日がちらほらだが、

基本乾燥してるのもあり過ごしやすい。

(最近は地球温暖化の影響で、

40度近くなる日が増えているけどね)

 

さてもんちゃんがある日、

観葉植物リース会社を営む友人から、

なんとヤシの木の一種を手に入れて、

二人で植えたのだった。

 

もう絶句の一言。

しかも植えたのがもんちゃん自慢の納屋の前。

納屋といってもGradge Door付けて、

狩猟用の4WDを入れる様に、

自分が建てた自慢の納屋。

 

もうね、好きにしろよとしか言えない。

だからこの前を通るたびに、

通路の段差も相まって、

自問しています。

 

私、これでいいのか?

 

 

 

検証その4

 

 

これは去年もんちゃんが植えてくれた、

私が欲しかった無花果の木。

 

小さいけど無事に新芽もついていて、

根付いているのが分かって一安心。

 

しかし、この無花果は何と芝生の真ん中の方に、

ぽつんと植えられているのだ。

 

植える場所に最適なところは、

他の洋ナシや家庭菜園、

ブルーベリーとかに取られているとはいえ、

何故に芝生の真ん中なんだろう?

 

やっぱりわけがわからないよ。

 

百歩譲って、

ビーバーに果樹を4本も齧られ倒されたから、

その被害の可能性を無くすために、

なるべくフェンスから離れた場所にした。

 

しかしそうだとしても、

まだ他にも植えてもいい場所があるのに、

何で芝生の真ん中あたりに植えるんだろう。

これから先大きくなるんですけどね。

 

 

もんちゃんの色々なやらかしを見ると、

なんだか老後が不安になってしまう。

 

年を重ねると多かれ少なかれ、

皆頑固になってくる。

というか自分の考えに固執するというか、

人の意見を聞くことができなくなる。

 

そうなったとき、

もんちゃんと会話できるんだろうか?

意見が合わないときとか、

どうなるんでしょうね。

 

考えると不安しかない。

しかしこれもタラればでしかない。

 

私が自分で心がけることは、

まず自分の譲れない事を見極める。

譲れることは極力スルーして流す。

でも主張すべきところはする。

 

後、絶対にお互いクールダウンしてから、

もんちゃんとは話をすること。

 

 

 

 

今もちょっと口論になったけど、

5分くらいのクールダウンの後に、

お互いの言い分を言い合った。

今回は私の方に分があったから、

もんちゃんも引き下がったけど、

やっぱり私も反省するところはした。

 

オープンコミュニケーション、

本当に大事だなって思う。

 

これでいいのかって、自問してしまうけど、

最後は笑ってスルーするしかないよね。

 

この6月で出会ってから35年になる。

本当に誰よりも長いこと一緒に過ごした。

これから後何年一緒に時を重ねるのかな。

 

これからも試行錯誤で、

一緒に歩んでいくのだろう。

 

それに今更じたばたしても、

私のシニアライフのパートナーは、

もんちゃんしかいない。

だからお互い思いやりながら、

楽しく笑いながらすごしたいな。