でも、木蓮の蕾もだいぶ大きくなってきています。春はもうすぐですね。
さて、先週蝶形骨の記事を書きました。
その蝶形骨と連動している身体器官に横隔膜があることを書きました。
今回はその横隔膜についていろいろ調べてみましたのでご紹介します。
まず、おおまかに認識しているとはおもいますが、横隔膜はどこにあるか下の画像で確認してくださいね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140309/15/osarunogagoya/45/81/j/t02200261_0621073712869818027.jpg?caw=800)
横隔膜は胸腔と腹腔を分ける薄いドーム状の筋肉です。
膜かと思っていましたが、実は筋肉なのです。横隔膜の主な機能は吸気(息を吸う)ことです。
筋肉にはその筋肉が始まっている所があります。
それを起始といいます。
そして、最終的に筋肉がつながっている部分を停止といいます。
多くの場合は、筋肉は腕や足を動かしたりするので骨格に付着しています。
それではこの横隔膜という筋肉はどこから始まって、どこにつながっているのでしょうか?
横隔膜は背骨の腰(正確には腰椎)と胸の部分にある肋骨の下部から始まり、そして、腱中心という横隔膜というドームの頂上がこの筋肉の停止部分であります。
実はこの横隔膜停止部が腱中心なのです。
そう骨につながっていないのです。
そして、画像を見ていただくとわかっていただけますが、腱中心の上部には心臓や肺などの臓器がありますし、下部には胃や腸があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140309/13/osarunogagoya/98/b0/j/t02200165_0400030012869692069.jpg?caw=800)
また大動脈や大静脈はこの横隔膜を通過しています。
そして起始部が腰椎ということは、以前から記事にしている大腰筋の近くにも存在しているのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140309/13/osarunogagoya/ea/1a/j/t02200179_0410033312869695314.jpg?caw=800)
なにを言いたいかと申しますと、この横隔膜という筋肉を積極的に動かせばこれら内臓によい影響を与えるし、大動脈や大静脈も通っているということは血液の循環にも好影響をもたらすのではないのでしょうか?
ということで、横隔膜を積極的に動かすには、腹式呼吸がありますが、今回は、横隔膜を含めた呼吸筋のトレーニングの動画をご紹介させていただきます。
簡単に行えますので是非一日のすきま時間にお試しあれ。