奈良県は奈良市にあります、般若寺
へ行ってきました(^_^)/
般若寺は"コスモス寺"として、有名なんですけど、今の時期はぜんぜんですネ……
さて、こちら
般若寺にある国宝は、楼門です。国宝建築物としては、珍しいもので、単独で国宝指定を受けているのは、ここだけです。
石清水八幡宮や青井阿蘇神社は建築物群の一部として楼門があります。
↑参考に……国宝 石清水八幡宮の楼門。回廊と一体化していて、巨大で豪勢(^o^)
では、レポートします(^_^)/
・国宝 般若寺楼門
鎌倉時代の作。
「楼門(ろうもん)」というのは、二階建てで"櫓(やぐら)"を乗せた門のことで、特に下層に屋根の無いものを、呼びます。(下層に屋根のあるものは"二重門"というらしい)
↑"一間一戸"の楼門で、柱と柱の間が1つで、戸も1つってことです。
↑"櫓"は、梁間(はりま/横幅)3間、
↑桁行き(けたゆき/奥行き)
2間。本瓦葺きで、
入母屋造りの屋根を持ちます。
↑櫓部分には、高欄が取り回してありますが、ただの飾りです。人が2階に上れる訳ではありません(^_^;)
境内の内側からも、見てみましょう(^_^)/
近づいてみると、
↑ベンチが置いてあって、チョットした休憩所になってます。国宝なんだケドね……(^_^;)
↑"軒(のき)"は、 二重の平行垂木。"和様"ですね。
この楼門で特徴的だとされる箇所についても、見ていきましょう(^_^)/
非常に珍しい、楼門単独での国宝指定の建築物でした✨
と・こ・ろ・が、
この楼門、写真ではそうは見えませんが、実はボロボロ……
これ、ホントに国宝か?ってほど、ボロボロなんです(T_T)
あまりにも、あんまりだったので、寄付しときました。
皆さんも、訪問されることがありましたら、ぜひご寄付お願いします🙇
とにかく、ボロボロなんです……