3年ぶりの、法隆寺夏季大学。
1回めのレポート
は、午前中の講義と若草伽藍・ドレンジャー放水。
2回めのレポート
は、西円堂・上御堂・聖霊院でした。
今回3回めのレポートは、東院伽藍の諸堂を巡ります(^_^)
西院伽藍から東院伽藍に向かう途中に、国宝 東大門があります。
・国宝 東大門
奈良時代の作。平安時代に移築されました。
この門の特徴は、"三棟造(みつむねづく)り"であること。
奈良時代の"三棟造り"の建物は、東大寺の国宝 転害門(てがいもん)と、ここ法隆寺の国宝 東大門の2件だけだそうです。
"三棟造り"の特徴は、屋根の背骨が3本通っているところにあります。
三角屋根を2つ並べて、それをさらに大きな三角屋根で覆う形式です。
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こんな感じです
こういった建築物が、普通に建っているのも奈良の良いところ(^o^)
東京には奈良時代の建物なんて、一つも建ってませんから。(東京だとガラスケースに入れられていても不思議じゃない)
堂内には、
・国宝 木造観音菩薩立像(救世観音)
・国宝 乾漆行信僧都坐像
・国宝 塑造道詮律師坐像
が、安置されています。
春と秋の特別開扉の時にしか見ることのできない、救世観音像もこの日は特別に開扉されています。
伝法堂は、中に入ることはできませんが、絵殿舎利殿側から中を見ることができました。
天井が無く屋根裏が見える"化粧天井"としており、内部は円柱が立ち並ぶ薄暗い空間です。
そこに、地蔵菩薩立像を中心として、たくさんの仏像が居並んでいます。
以上、夏季大学の特別拝観でした〜
前回訪問時と特別拝観の内容は、ほぼ同じでしたので、レポートが被らないように、今回は建築物中心にしてみました(^_^)