観心寺で、国宝 如意輪観音坐像を見る | 死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る

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2024年9月現在の国宝の総数1,143件。そのうち、美術工芸品912件。これをすべて肉眼で見ようという計画です。関西中心の情報をお届けします。

大阪は河内長野にあります、観心寺 


へ行ってきました(^_^)/

毎年1回、観心寺 では、4月の17日と18日の2日間、秘仏の国宝 如意輪観音坐像が公開されます。
昨年も狙ってたんですが、なかなか自分の仕事の休みの日と合わず、行けていませんでした。
14時過ぎには到着したのですが、今年はコロナの関係で拝観の入場制限がされており、16時からの入場!(>_<)
こればっかりは、やむを得ません。
境内を巡って、時間を潰すことにしました。
天気の良い晴れた日。
新緑がキレイです(^o^)
国宝建築物の金堂です。拝観の方々が、整列しています。
こちら、観心寺は弘法大師 空海ゆかりのお寺。
↑弘法大師 礼拝石。
高野山真言宗のお寺です。

と、ブラブラしていると、急に大雨が降ってきました(>_<)

傘持っていってなかったんですが、ポケッタブルパーカー 


を持っていってたんで、なんとかやり過ごせました(^_^;)
幸運にも、16時には雨も上がり、定員(70名ほど)入れ替え制で入りました(^_^)

全員着席のうえ、冒頭、外陣にてお坊さんから、お寺と国宝 如意輪観音坐像の説明が20分ほどあり、その後順番に内陣に入り、お側で拝観させていただきました。内部は撮影禁止です。

では、レポートします。



一面六臂で、ほぼ等身大の坐像です。
平安時代の作で、弘法大師 空海が彫ったとされています。カヤの一木造りで、彩色が良く残っています。
戦前は33年に一度の公開だったために、非常に保存状態が良いのだそうです。
厨子が広く開扉され、ライトも当てられていて、良く見えました(^o^)
金・群青・赤の3色が目を引きます。
非常に女性的な印象で、私的には、奈良 法華寺の国宝 十一面観音菩薩立像と似てると思うんですが、どうですか?

↑楠木正成像。観心寺 は楠木正成ゆかりの寺でもあります。


雨さえ降らなければ、境内をもっとゆっくり散策したのですが、拝観の後はおとなしく帰途につきましたf(^_^;