初詣は、獅子窟寺で国宝 薬師如来坐像 | 死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る

死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る

2023年12月現在の国宝の総数1,137件。そのうち、美術工芸品906件。これをすべて肉眼で見ようという計画です。関西中心の情報をお届けします。

明けまして
おめでとうございます\(^o^)/

今年もどうぞよろしくお願いします。


2021年は、元旦はお仕事(>_<)

1/2に、大阪府交野市にあります 獅子窟寺(ししくつじ)へ初詣に行ってきました。
↑京阪 私市駅
獅子窟寺へのルートはいくつかあるようですが、今回選択したのは京阪 私市(さきいち)駅からのルート。
道順はGoogleマップの指示どおりに歩いていけば大丈夫です(^-^)/
Wikipediaでは、徒歩15分と書いてありますが……ムリですっ!!
途中までは坂道ながらも、舗装された住宅街の中を歩くので、なんてことない………のですが……
↑この看板以降がヤバかった(^o^;)
けっこうな傾斜の坂道が続くんですよ。
写真ではそんなじゃないでしょ。
でもこれがキツイんです( ; _ ; )
寒空の中汗だくで歩き、結局駅から30分かかりました……
久しぶりに肺の機能をフルに使いました。ハアフア
やっとこさ到着しました。
獅子窟寺!初詣を済ませて、次は国宝鑑賞です。
↑由緒書きです。
↑天福岩(大黒石)。抱き抱えて願いを三回唱えると、その願いがかなうそうな。
国宝 木造薬師如来坐像は、この先の保存庫に安置されています。
↑国宝 薬師如来保存庫。



では、レポートします。



平安時代(9世紀)の作。
いちばん目を引いたのは、薬師如来なのに薬壺を持ってないんです。代わりに宝珠を持ってます。
しかも、薬壺は左膝の上に持つのが普通ですが、このお像は宝珠を胸前に掲げています。
光背が円形なのもレア。肉眼ではわかりませんでしたが、結跏趺坐(けっかふざ)した足が衣にくるまれていて見えないというのも、他に知らないですね。
普段は予約拝観のみの対応だそうですが、正月三ヶ日は常時開放されてるそうです。

うん、道すがら共々お正月に相応しい(^-^)/
眼下に見下ろす大阪の町も清々しく、登山ばりの苦労も忘れました。

帰り道は楽チンかと思いきや、斜度がキツイのでゆっくりとしか歩けない~(^o^;)

参拝でいただいたのは、
入浴剤。丑年なので牛がデザインされてますね(^_^)
今年もたくさん国宝を見に行き、多くの皆さんと、その魅力を共有したいと思います\(^o^)/

よろしくお願いします(^_^)/~~