国宝 姫路城 冬の特別公開「小天守群内部公開」編 | 死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る

死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る

2024年9月現在の国宝の総数1,143件。そのうち、美術工芸品912件。これをすべて肉眼で見ようという計画です。関西中心の情報をお届けします。

前回から続きです。
が開催中です。

前回は大天守の最上階に上った後、一階に戻ってきたところまででした。
300円の料金ををお支払して、特別公開エリアに入ります。
姫路城は連立天守という形式で作られています。
↑の案内図にあるように、四角形の四隅に大天守→東小天守→乾小天守→西小天守ときて、大天守に戻ってくる形です。
各天守の間は、イの渡櫓・ロの渡櫓・ハの渡櫓で繋がっており、外に出ないでぐるっと回れるようになっています。

通常は、各小天守はもとより、渡櫓へも入ることができないのですが、今回は特別公開なので、西小天守以外はすべて入室可能です\(^_^)/
こちらが初公開の東小天守内部です。
意外とあっさりしていますね。
ロの渡櫓です。
左右で板の質感が違いますね。右が近代に修復した床板。左が創建当初の床板です。
カンナがまだ無い時代なので、ノミを使って表面を平滑にした跡が伺えます(^o^)
雨水抜きの穴。窓に溜まった雨水は、この穴を通って…
この鉄パイプから外に排出されます。(画面中央の、錆びた鉄パイプ見えるかな?)
壁には火縄銃のための、火縄や火薬袋が吊り下げられています。
乾小天守に来ました。ここでは、最も近くから大天守をのぞめます。
ジャーン\(^_^)/こんな感じ。
珍しい中庭。
画面右が大天守、そこから連なっているのが イの渡櫓、左奥が東小天守、画面左がロの渡櫓です。
ここをずっと通ってきたわけですね。
乾小天守には飾り窓もあります。
ハの渡櫓。
お疲れ様でした~こちらで終了で~す。
西小天守には入れません(>_<)

この後、西の丸を見学して、帰途につきました。

この時点ですでに16時だったので、少々慌ただしかったです。

姫路城は、ちょくちょく特別公開をしているみたいなので、また訪問したいと思います。
大天守地下のトイレも、見てみたいしね。