加藤未唯選手の失格はそんなに単純じゃない | テニス狂いなホームストリンガーの独り言

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テニス大好きホームストリンガーの呟き

全仏女子ダブルスの加藤未唯選手が,話題だ

彼女のネット際からのボールパーソン(女性)への返球がダイレクトで肩と首のつけ根辺りに当たってしまい失格となった件だ


実はこの件はいろいろな事情と伏線が重なり合った結果の出来事ではないか?


詳細は下の過去ブログを参照して頂きたい




テニスをした事のある人ならあの返球について

「決して強く打った訳ではないが、丁寧な返球ではない」というのは分かるだろう

これは前のポイントが多少関係してちょっとイライラしており、いつもの返球よりちょっと強めの返球になった(それでも騒ぐほどの痛さではないであろう)・・・これがポイントの1つ


上記のイライラの原因となったであろうオーバーコール(上のリブログ参)・・・これが2


ボールの当たったボールパーソンが時間の経過と共に泣き方が大きくなっていった

最後の方は過呼吸の様な泣き方だった

これは、自分のせいで警告が出てしまった

そして次第に事が大きくなってしまったという事に対してでありボールの当たった痛みによるものではなくショックや不安からのものの様に思われる

まだ10代の女性だグランドスラムでの出来事を平然とやり過ごせる筈もない・・・これが3


このゲームの失格判定と、ここまでの主審の判定は敏感な人には有色人種差別を問われかねないような判定だった

(意図してかどうかは不明だが、事実翌日の加藤選手が出場したミックスダブルスの準決勝の主審はアジア系だった。これはこれ以上の人種差別批判を避ける為の主催側の忖度か?)・・・これが4


正々堂々となんてものは日本人が勝手に思っているもので、海外にはルールに反さなければある程度は何をしても良い、手段を選ばす勝ちに行くという人達が沢山存在する・・・これが5


もちろん、以上の5要素について全てが断定できるものではありませんがそれが複雑に絡み合った結果の出来事と考えます


故に、一方的に誰かが悪い訳でも、ましてや正しい訳でも有りません

ネットニュースやテレビ、SNS果てはレジェンドテニスプレーヤーまでが参加して誰が悪い彼が悪いと責め立てる

・・・そんな事しても誰一人ハッピーにはならない

改善の為になら批判するなとは言いませんが・・・

まずは、お互いを理解、リスペクトする事から始めませんか?


皆んな小さい頃からここを目指し、必死にボールを追いかけて誰よりも努力を重ねそんな中でも大多数はこの檜舞台にも立てないそんな大舞台に立っているのです!

どれだけ偉大な事か!どれだけ素晴らしい事か!


ゲームセットのあと、ネットを挟んで握手を交わし時にはハグし、お互いを讃え合う・・・

なんとも言えない美しさがあります

私は単純だからそんな風に思うのです

綺麗事と言われるかも知れませんが、明日を目指している子供たちの為にもせめてスポーツの世界位は「正々堂々」スポーツマンシップを「綺麗事」を信じたい


「そんなのは日本人だけだ!そんなに甘くはない!」

・・・言わせておきましょう

そう、私たちは勝ちより大切な物を知っているのだから


全てのプロテニスプレーヤーへ

将来テニスプレーヤーになる事を夢に、今日もコートに立ち続ける子供たちがもっともっと目を輝かせ食い入る様なそんなプレーを見せて下さい!


スポーツの真の素晴らしさはそんな所にあるのではないでしょうか


さあこれから全仏男子決勝だ!

素晴らしい試合を見せて下さい!


そして・・・

加藤選手ミックスダブルス全仏優勝🏆!

おめでとうございます!!!