息子(にぼ太郎)、6歳の特徴
- 医療機関の受診経験はないが、特性からおそらくASDと思われる。
- 集団活動に困難あり:興味のない活動に参加しない。切り替えが難しい。
- 市の心理士さんによる発達検査を経て受給者証あり。週1で児童発達支援利用中。
- 2024年4月、小学校支援級に入学予定。
就学相談、小学校との最終面談で双方の合意が得られました。
そのおまけ話です。
子どもへの支援級の説明
以前にも書いたが、息子は支援級を見学してからというもの、
「にぼくんは、なかよし(支援級)に行くからやらなくてもいい!」
と、やりたくないことを「やらない」ための言い訳にすることがあり、
支援級の意味合いを誤解すると、本人にとってデメリットになるのではと心配をしていた。
そこで、息子の状況を伝えて尋ねてみた。
「支援級はどんなところだと説明すればよいでしょうか」
支援担当の先生は、「なかよしは、勉強をするところです」とキッパリ。
「その子に合った勉強をして、いろんな力を身につけるところです」
「通常級の子どもたちにも同じことを説明しています」
そう聞いて、とても良い表現だと思った
現実には、「〇〇が苦手だから」「△△できないから」という観点で就学先を選択しているのだが、
少なくとも「小学校」という教育機関の中では、支援級でも通常の学級でも教育課程が異なるだけで、
「勉強するところ」というのが基本的な認識なのだと受け止めた。
にぼ太郎にも、なかよしは「苦手をカバーしながら勉強をするところ」だよ、と説明して
小学校生活への見通しを立てていきたい。
大阪方式?の支援級
進学予定の小学校では、支援級の子も通常学級(原学級)に所属し、
通常級の名簿に50音順で配置され、座席もロッカーもある。
朝の会から帰りまで基本は通常級で過ごし、給食や行事ももちろん通常級。
取り出しの科目(たいていは国算)や自立活動のみ支援級で過ごす。
必要に応じて、通常級に支援の先生が入り込む。
上の子の授業参観に行ったときは、支援級の子も通常級の授業(国算でも)に参加し、
支援員さんが必要に応じてフォローしている様子だった。
子どもに聞いてみても、「〇〇さんや△△さんはなかよしに行ってるよ」という程度のフラットな認識。
どうやら、これは大阪府では一般的なインクルーシブ教育システムらしい。
文科省の例の通知までは、隠れ支援級的なこともやりやすかったのだろう。
入学してみないと実際のところはわからないが、通常級と完全に分断されるわけでもないので、
にぼ太郎君はこういう子だから「なかよし」に行くんだな、とお友だちにも理解してもらえるとよいなと思う