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興行収入が110.1億円を突破した大人気の映画「国宝」の舞台ロケ地は京都、先斗町と上七軒の歌舞練場が使われたと聞いた。
外観を使用したのは先斗町歌舞練場
自分にとっては幼き頃の想い出の場所。決して芸子をしていた訳でない。伯父伯母が先斗町、木屋町で店を出していたので、子どもの頃によく遊びに訪れて「探検」の地であった。
祇園四条から河原町三条へ歩くと突き当たるのがこの景色だった。
今のようなインバウンドで賑わうこともなく、夕刻に芸姑が先斗町の路地を小走りする姿を目にしていた。
大人になってからはお連れ様と鴨川をどりを観る為に初めて歌舞練場の中に入った。
「鴨川をどり」を観る前に、昇進祝いに一席設けてもらい、舞妓さんの踊りに魅せられていた。
お座敷から芸姑を引き連れお茶屋の二階へ移動する時には、道行く人々の羨望の眼差しを浴びた。
後に鴨川をどりを観た時に始まる前にお茶を頂くが、その時にお茶を振る舞ってくれたのが、以前席で舞ってくれた舞妓であった。
しかし、その席では会話禁止で声はかけたが一方通行で残念。

木屋町の川床も何回か利用したが、叔母の店の川床で昼寝をしたという夢のような出来事は、先斗町が話題になる度に想い出す。

