暑さ寒さで文句を言わない、と若い人に戒めてきたが、
暑い!
昨日の大阪市は午後3時までの最高気温が38.7℃に達し、これまでの7月の最高気温を更新する記録的な暑さとなった。この先6日(水)にかけては、最高気温36℃以上が続き、29日のような体温を超える暑さとなるそうだ。
他県では、もっと暑い町もあるようだが、「危険」という言葉が今年は身にしみて感じる。
物語の背景が異文化世界だと結構面白く読める。
しかし異次元過ぎるとファンタジーの世界になり掴みどころがなくなる。
そんな物語を読んでいる。
内容
高校生の茜寧は、友達や恋人に囲まれ充実した日々を送っている。
しかしそれは、「愛されたい」という感情に縛られ、偽りの自分を演じ続けるという苦しい毎日だった。
ある日、茜寧は愛読する小説の登場人物、〈あい〉にそっくりな人と街で出逢い――。
登場人物は高校生の女子だが、彼女のように複雑な内面を持つ女子高校生は多いのだろうか。そして女装男性にアイドルまで登場し、私にとって異文化、異次元の世界が描かれる。
今どきの高校生はキラキラしていて充実した青春を楽しんでいるような学生が目立つ。下を向いて生活していた自分と比べると、何とも羨ましいような気がする。大人になってからの同窓会で同様な感想を述べたら、「いつも女の子に囲まれていたよ。」と想い出と全く違う事を指摘された。どちらかが勘違いしているのだろう。
主人公のように読書をして、物語に自分を登場させて多くの刺激を得る青春は楽しいだろう。