「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのリヴ・タイラーが理不尽な暴力の餌食となるヒロインを演じる不条理スリラー。共演は「アンダーワールド」のスコット・スピードマン。監督は新人ブライアン・ベルティノ。
友人の結婚式からの帰途、クリスティン・マッケイはジェームズ・ホイトからのプロポーズを断ってしまい、気まずい雰囲気に。そのままジェームズの別荘に戻ってきた2人。そこへ、深夜にもかかわらず少女の訪問者。少女は“タマラはいますか?”と、まるで心当たりのない人物の名前を尋ねる。いぶかしく思いながらも、そんな子はいないと言って少女を追い払う2人だったが…。
「ファニーゲーム」から同じ様な作品が増えてきたな、と。これも同じ系統で、理不尽に暴力を振るわれる。演出はセオリー通りの音で怖がらすホラーな演出と、カメラは、これまた何処かで見たようなハンディ・カメラを多用した撮影の仕方。もう慣れてしまっているから、全然怖くもない。暴力も最初は間接的で、ドリフを見ているような感覚だった。なんだかフラストレーション溜まるな。。