相談者(ギャンブル依存症 の家族)の方々からのリアルな生の声をお聞きし、なんで??と思うことや、そんなに急激に借金が増えるの??と驚くこと、そして、幼い子どもや小中学生の子どもがいる母親(相談者)の言葉に心が苦しくなりました。
ギャンブル等依存症 は誰もが陥る可能性のある精神疾患です。そして、専門治療と回復プログラムを必要とします。
ギャンブル等依存症は、多重債務や失業といった経済的問題、うつ病の発症といった健康問題、それらに伴う家族の問題、学生等における学業の中断といった問題によって日常生活や社会活動に支障を生じさせ、貧困、虐待、自殺、犯罪等の重大な社会的問題を引き起こしています。
さらには、昨今、海外インターネット経由のオンライン・カジノの増加や、公営競技がスマートフォン等によって手軽に利用できることにより、ギャンブル等依存症の問題がより拡大し、深刻化する傾向にあります。
社会的課題でもあるギャンブル等依存症の実効性ある対策を構築することは、政治の責務だと考えています。
今日の相談会で講師をされていた 田中紀子 さん(ギャンブル依存症問題を考える会 代表)が相談者の方々に語る言葉には、力強さを感じました。また、なるほど!と学ぶことが多々ありました。
とりわけ、田中代表の「ちゃんとした知識がないから不安になるんだよ」の言葉が印象的でした。
ギャンブル等依存症への実効性ある対策と、児童生徒への予防学習、府民の皆さんへの啓発活動に、府議会議員として積極的に取り組んでまいります。
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大阪府 には、私、笹川理 が条文作成に携わり、議員提出条例として制定された 大阪府 ギャンブル等依存症対策基本条例があります。
条例案にかける想い を、当時、ブログに書いています。👉 https://ameblo.jp/osamu-s/entry-12759824726.html
また、笹川理 が発案・提案し実現に至った 大阪府 ギャンブル等依存症対策基金 があります。👉 https://www.pref.osaka.lg.jp/o100040/chikikansen/kikinn/index.html