やかん泥 | ご機嫌菊龍気楽な毎日

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 この噺は文蔵師から習いました。でも、噺家になる前に覚えていました。入門する一年前の学生時代、『桂 小勇(現小満ん)の会』『さん弥(現小はん)・小勇ふたりの会』のお手伝いをしていました。小満ん師は、オイラの出身高校の先輩だったのでね。それも噺家になった動機の一つかも知れないナァ。
 その時、落研の後輩に噺を教えるのに、先ず自分が覚えなくちゃァならない。それで小満ん師に、テープに『やかん泥』を入れて欲しいとお願いしたら、文楽師のテープを戴いちゃいました。それで覚えたものですから、改めてちゃんと覚えようと、名古屋大須で文蔵師にお願いをし、覚え直しました。
 この噺は別に難しい処もないし短いので、素人さんが余興で演るにはいいンじゃァないですかねぇ。前座噺で泥棒というと、『花色木綿(出来心)』なんてぇのがありますが、こっちの方が少し難しいですよね。登場人物が多いし、仕草も色々ありますもンね。
 最近は寄席で演られる方、殆どおりません。オイラも演ってないナァ~。子供にウケそうだから、学校寄席、子供寄席で演ってみるか。
(  2011年11月08日  )