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さて、今日の本日の一枚は「松飾りの雨晴海岸」です。
何度もブログに投稿させていただいている雨晴海岸、その代表的な岩が「女岩(めいわ)」です。
浜辺の波打ち際から女岩(めいわ)を眺め、さらに富山湾越しに雄大な立山連峰を見ることができる。海越しに3,000m級の山々を眺めることができる世界でも珍しい場所でもあります。
そして、源義経が兄頼朝から追われて北陸から奥州へ落ち延びる途中に、弁慶が持ち上げた岩陰でにわか雨が晴れるのを待ったという言い伝えが「雨晴」という地名の由来であり、この岩は今でも「義経岩」と呼ばれています。
また、奈良時代に越中国守だった大伴家持(おおとものやかもち)はこの地の風景を数多く歌に詠み、それは今も残っています。(『万葉集』でこの海岸は渋谿(しぶたに)と詠まれていました。)
そんな雨晴海岸ですが、奈良時代から今と同じ風景が今に伝えているかというと、私は少しずつ変わってきているのではないかと思います。
例えば、今年初めの能登半島地震でも地形が少し変わったようですし、この写真は3年前に撮影したものですが、いまこの松は形が変わりこのように写すことはできません。
私は写真を記録だとは考えていませんが、写していなければこうした変化が分からないので、やはり時代を写し止めることはとても大事なことだと思います。
FUJIFILM GFX 100 + GF 32-64mm F4 R LM WR
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日の富山は曇り。
でも、週末ですね。もう少し頑張りましょう。
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