先日の協会ミーティングでお話ししたこと | Photo Life in Toyama

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富山の写真家 林治のブログです

今日も Photo Life in Toyama へご訪問いただき、ありがとうございます。

さて、今日は日曜日なので閑話休題じゃないですが、先日の協会ミーティングでお話ししたことを少しだけ書かせていただきます。

 

 

 

前回の協会ミーティングは、3月7日(木) 22:00からZoomを利用して行ないました。

私たちの協会では1ヶ月に2〜3回のZoomミーティングを継続していて、主に我々の今後の計画や方向性について様々な検討を行なっています。

 

今回はこんなお話をし、検討を行ないました。

 

 

1.次回写真展の候補会場と今後の方向性について(N氏)

 

私たちの協会の次回写真展を検討するため、最近3ヶ月間ほど少人数グループで検討を行なっており、そのリーダーをN氏が担当しています。そして先日、N氏が東京へ行き候補会場を下見してきたので、その結果と今後の方向性について報告していただきました。

 

この結果、2025年と2026年に開催する写真展の方向性が概ね決まりました。

今のところ 2025年に関西周辺で、2026年に東京で開催する方向が有力でしょうか。

 

 

2.ECサイト構築の課題と方向性について(以下、私)

 

現在、私たちの協会ではECサイトの開設を計画しています。

一般論として、ただ新たにECサイトを開設するのであれば全く問題はないのですが、もう既にECサイト以外の販売がある場合はちょっとややこしいことになります。

 

ECサイトでは一般的に(コンビニ決済や銀行振込を含め)キャッシュレス販売が100%ですが、ECサイト以外の販売には現金販売が存在するためです。要するに、対面で商品を現金で販売した売上、対面でキャッシュレス決済で販売した売上、ECサイトでキャッシュレス決済で販売した売上、この3つがきちんと同じ帳簿に入ってくれないと(法人としては)管理がややこしい訳です。

 

例えば写真展で何かを販売する場合、数十品種の販売があるので、システムを利用しなければできません。

システムを利用しなければ、「その場で、売れた品種と販売数を手書きで記録して」「同時に、現金のやり取りやクレジットカード決済を行なって」「日毎に誰の作品のどの品種がいくつ売れたかを集計して」「それに応じて作家ごとに還元金額を計算して」「作家ごとに還元金額を振込処理する」となり。さらに「ECサイトの販売が入ってきてこれも手作業で管理する」そして「対面販売とECサイト販売を手作業で合算して集計して振込を行なう」といった作業が発生するので間違いだらけになってしまうでしょう。

 

こうしたトラブルや集計を避けるため、私たちの協会ではSquareのPOSレジアプリを使用していますが、これとうまく連携できるようにECサイトを構築する必要があるためです。

 

結果的に、ECサイトを分類し構成要素と課題を整理したので、これをきちんと検証すれば自ずと結論が出るレベルとなりました。

 

 

3.2025年3月「1Xアーティスト展」出展可否結果について

 

私たちの協会には1Xアーティスト展への応募資格を持つメンバーが5名いて、うち4名が応募しましたが、その結果通知が3月中旬とアナウンスされているので、その結果を素早く共有することとしました。

これにより協会で行なうイベント時期を調整する必要があるかどうかといった問題が発生するため、早急に把握したいからです。

 

 

4.次回ミーティング(3月24日)の予定確認

 

・次回ミーティングでは、Hさんが「他の作品や作家に学ぶ」と題して内部勉強会の発表を行ないのでその確認を。

・また、次回ミーティングには4月から入会予定のKさんが「体験参加」されるので、そのお話。

 

などを行ないました。以上で、約40〜50分間。

事前に適切な資料を用意しておき画面共有することで効率を上げているので、最近のミーティングはかなり短時間で中身の濃い討議ができるようになりました。

 

 

ここで素朴な疑問を持った方もいらっしゃると思います。

 

疑問:え?写真家って写真を撮るだけじゃないの?

 

回答:もちろん、写真家は「写真を撮るだけ」ではありません。

 

趣味で写真をやっている人は「写真を撮るだけ」で良いでしょうが、写真家は事業者ですし基本的に個人事業主です。

従って、写真家も他の個人事業主が行なっているのと同様、商売としての全ての知識と経験が必要です。

 

・どのような写真をどのようにお客さんに見せるか:マーケティング戦略

・どのように他の人や団体との関係性を作るか:営業全般、営業企画

・どのようにネットを使うか:ネット戦略企画、システムエンジニアリング

・どのように販売するか:マーケティング全般、広告宣伝、商法

・どのようにお金を処理するか:会計、経理全般、税金全般

(・写真団体をどのように運営するか:事業企画、営業戦略企画)

 

写真家はもちろんこれら全て行なう必要がありますが、私たちが法人を立ち上げている理由は、これらのいくつかの部分については協会で集約して行なうことによって、写真家一人一人の知識不足を補ったり、個人の工数を減らすことができると考えたからです。

 

 

カメラ

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

さて、今日は日曜日ですね。富山は雪がちらつく天気ですが、最後まで週末を楽しみましょう!