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さて、今日は PRIMUSの分離型ガスバーナー P-155S ウルトラ スパイダーストーブ Ⅱ を購入しましたので、簡単に内容をご紹介します。
PRIMUS P-155S ウルトラ スパイダーストーブ Ⅱ 購入
PRIMUS P-155S 購入の経緯
別の記事で書きましたが、1月18日からソロ・テント2泊の予定で上高地へ行った時、PRIMUS P-153 ウルトラバーナーが破損したことに端を発します。
*PRIMUS P-153 ウルトラバーナー 破損の記事は こちら
雪上のテント泊でバーナーが破損すれば最悪の事態に繋がる可能性があるためとても焦りましたが、現地で騙し騙し使ってなんとか難を逃れました。
しかしながら破損状態を見ると、これを修理してまた使用する気になれず、軽量で冬使えるバーナーを買わざるを得ない状況となりました。
こうして、次のガスバーナーを探すことになりました。
PRIMUS P-155S を選んだ理由
求める条件
冬に使用し、十分な火力
小型・軽量
風に強い
できれば安価
これらの条件に合う機種はそれほど多くなく、候補の機種は以下となりました。
候補機種
(1) PRIMUS P-153 ウルトラバーナー(破損した機種を再購入する):一体型 3,600kcal/h 重量 116g
(2) PRIMUS P-TRS エッセンシャル トレイルストーブ : 一体型 2,100kcal/h 重量 113g
(3) PRIMUS P-155S ウルトラ スパイダーストーブ II :分離型 3,000kcal/h 重量 167g
*これは(4)ウルトラスパイダーストーブ Ⅲの旧型機種です。
名前は似ていますが、(5)の P-136S エクスプレス スパイダーストーブ Ⅱ とは異なります。
(4) PRIMUS P-156S ウルトラ スパイダーストーブ Ⅲ :分離型 3,000kcal/h 重量 192g
(5) PRIMUS P-136S エクスプレス スパイダーストーブ Ⅱ : 分離型 2,400kcal/h 重量 195g
他のブランドの機種を推す方も当然いらっしゃると思いますが、私はガスバーナー・ガスランタン等を PRIMUSとsnow peakの2ブランドに統一しておりこれ以上増やしたくないので、2ブランド内で候補を探しました。
これは「ガス器具には同じブランドのガス缶を使う」という原則に加え、仕方なく異なるブランドの器具&ガス缶を使用する時でもPRIMUSとsnow peakの併用は昔からトラブルの経験がないためでもあります。
選定にあたって
一体型バーナーには寒冷環境でガスを温め燃焼を促進する「プレヒート機構」がないので、できれば分離型にしたい。
冬はテント内でバーナーを使用する機会が多く、一体型では不安定なので「カートリッジホルダー」(ガス缶底部に取り付けるスタンド)を使うことになる。これは約30gあるので、重量的に一体型を使用するメリットは少ない。
できれば風に強い十字ゴトク装備の機種にしたい。
着火機構は、長年の使用で破損する可能性が高いので不要。
PRIMUS カートリッジホルダー
以上と各機種の内容を照らし合わせ
・分離型・最軽量機種
・プレヒート機構装備
・十字ゴトク装備
・火力が強い(3,000kcal/h)
・旧機種なので実勢価格が安い
こうした理由で
(3) PRIMUS P-155S ウルトラ スパイダーストーブ II を選びました
ちなみに、イートレンドさんで 8,176 円 (税込)と安く購入することができました。(在庫僅か・以下リンク)
使用感は?
私自身の使用感を書きます。
あくまで個人の感想ではありますが、全体的に素晴らしいと思います。
軽い!
分離型としては、極限のような軽さ。
火力は十分、調節もスムーズ
以前の分離型バーナーのような「ディレイ感」(火力ダイヤルを回して実際に火力が強弱する時間差)が少ない。
火力をどのくらい弱くできるかという点でも、かなりスムーズに弱くできるのでOKでしょう。
重心が低く安定感OK、ただし脚がペラペラなので重いコッヘルを置くと揺れることがある
脚の作りがかなり貧弱ですが、不安定という程ではありません。
一体型と比較したら安定感抜群と言っても良いレベルです。
思ったよりチューブが柔らかく扱いやすい
本体とガス缶を繋ぐチューブの硬さですが、思っていたより(というより昔の分離型より)柔らかいので、本体と缶の位置が調整しやすいと思います。
以上、とりあえず満足していますので、実際に山で使うことを楽しみにしています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
いよいよ雪が激しくなってきました。
十分注意して過ごしましょう!