TS-430V 2SC2509 10W \149,800 1982年
メインダイヤルで周波数が変わらないとの事で預かりました、
とても奇麗なリグで、大切にお使いの様です、

調べるとロータリーエンコーダーの出力が”H"のままで変化がありません、
内部をばらしチェックします、

良く見るとスリットが外れてしまっています、これでは"H"のままで変化しませんね、

正規な場所へボンドを薄く塗り取付ます、電気的には問題なく機構のトラブルでした。
軸を押さえ込んでいるフェルトが、ダイヤルを重くする機構です、

調整し始めると何か不安定です、調べるとIF部のコネクターが半抜けです、
しかし差し込んでも奥まで入りません、なんと1番ピンが飛び出していました。

手直しするためパターン側を見ると、裏付けのコンデンサーが付いています、
コンデンサーを取り付ける際、ピンを押してしまったんですね、手直ししました。
時々あるんです製造ミス、今まで良く動いていました…

その後、シンセ、他再調整、すべてをチェックしました。

