小型船舶免許を自分で更新してみた | アラフィフオヤジバサー おさかなつれたよブログ

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釣りブログっぽいですが魚の写真はほとんど登場しません。

2級小型船舶免許を更新しました。

 

前回の更新から5年・・・月日の流れは早いもんです。

 

今回も申請を自分でやってみたので、手続きの方法を2024年バージョンとして焼き直してみました。

 
申込先によっては手順や費用が異なることがあるかもしれませんので、その点はご容赦くださいね。
 
 
 
≪免許更新のステップ≫
 
船舶免許は5年に1回の更新が必要で、有効期間満了日の1年前から更新手続きが可能です。
 
更新のステップとしては、次のようになっています。
 
①更新講習機関の身体検査員、または医師による身体検査を受ける
※講習時に検査を受けるのが一般的
 
②更新講習機関による更新講習を受講する
 
③運輸局で更新申請を行う
※更新申請は海事代理士による代行が可能
 
 
 
≪更新講習について≫
 
更新講習は講習更新機関でしか受けられません。
 
ワタシは「一般財団法人日本船舶職員養成協会中部(以下、JEIS中部)」で受講しました。
 
ちなみに、ヤマハさんは講習更新機関ではなく、講習の申し込み手続きと海事代理士の窓口業務を有償で行っています。
 
費用については後述します。
 
 
 
≪費用について≫
 
自分で手続きをした場合の費用を、ヤマハさんと比較してみました。
※ その他、証明写真や交通費などが別途必要です。
 
表を見ると一目瞭然ですが、費用の差は手数料の差です。
 
自分でどこまでやるかで費用が変わってくるので、手間と費用を天秤にかけていただければ良いかと思います。
 
 
 
≪運輸局での申請について≫
 
身体検査と更新講習を受けると運輸局での申請が可能になります。
 
運輸局での申請は本人が行うほか、海事代理士に代行してもらうという選択肢もあります。
 
運輸局への申請方法は3パターンあります。
 
① 運輸局で申請
 
平日に休みが取れて運輸局が近所にある方なら、最も早く安く更新ができます。
 
新しい免許証が即日発行されます。
 
② 運輸局に書類を郵送
 
ワタシはこの方法を選びました。
 
書類を送るのに430円(定形外郵便120円+簡易書留310円)、更新した免許を送ってもらうのに392円(定形外郵便82円+簡易書留310円)が必要です。
 
ワタシの場合、運輸局へ行く交通費が書類の送料より高くなってしまうので、①の選択肢はありませんでした。
 
③ 海事代理士に代行を依頼
 
海事代理士さんに申請手続きを代行してもらう方法です。
 
手数料には、更新した免許の送料(簡易書留)が含まれています。
 
 
 
≪必要な書類について≫
 
更新講習の申し込み、運輸局での申請に必要な書類を表にまとめました。
 
 
 
 
≪更新手続きの実例≫
 
ワタシがお世話になったJEIS中部さんでの免許更新の流れを実例として紹介します。
 
講習の申し込みはJEIS中部さんのWEBサイトで予約を行い、申請フォームで必要な情報を入力します。
 
 
受付確認、受講案内のメールが届きます。
 
 
受講申込書は不要、受講料(5,000円)も当日支払いということで、事前準備がいらず楽チンでした。
 
2枚必要な証明写真(45×35のパスポートサイズ)をあらかじめ撮っておき、当日持って行くことぐらいでしょうか。
 
 
 
受講当日。
 
10:00から講習が始まるので現地9:30に到着。
 
 
受け付けを済ませて、そのまま身体検査(視力検査)を受けました。
 
 
矢印の測定器で視力が0.5以上あること(矯正可)を確認するだけなので、秒で終了します ( ̄▽ ̄)
 
その他の検査項目は口頭での聞き取りのみでした。
 
 
更新講習はビデオ視聴を含め1時間ほど。
 
 
講習終了後、運輸局への申請を海事代理士に委任する人はそのまま解散となります。
 
ワタシのように運輸局への申請を自分で行う人は受付で簡単な説明を受け、申請に必要な書類を受け取りました。
 
ちなみに、今回の受講者で自分で申請するのはワタシ1人でした。
 
 
 
申請に必要な書類 その1。
 
 
「操縦免許証更新講習修了証明書」(左)と「小型船舶操縦士身体検査証明書」(右)。
 
視力など必要な情報な記載されているので、自分で記入する欄はありません。
 
 
 
申請に必要な書類 その2。
 
 
「操縦免許証更新申請書」(左)と「納付書」(右)。
 
「操縦免許証更新申請書」は機械で読み取るため折り曲げ厳禁で、鉛筆(またはシャープペン)で記入、写真を貼付します。
 
「納付書」は日付、住所、氏名をボールペンで記入し、1350円分の収入印紙を貼付します。
 
上記4つの書類に加え、更新する免許証(原本)と392円分の切手を貼った返信用封筒を同封して、所管の運輸局に簡易書留で郵送します(送料430円)。
 
 
 
尚、申請書類と一緒に免許証の原本を送ってしまうので、新しい免許証が届くまでは船舶の運転ができなくなるので注意が必要です。
 
ワタシの場合、水曜日の午後に書類を発送したら土曜日に新しい免許証が届きました。
 
毎日船に乗るような方でなければ、よほど困ることはないでしょうね。
 
 
 
で、平成36年だった有効期間が・・・
 
 
めでたく令和11年まで伸びました。
 
 
勝手に西暦に変わると思ってましたが、和暦のままでした。
 
ちなみに今年は昭和99年らしいですね(笑)
 
 
 
≪デメリット≫
 
自分で申請するデメリットを挙げるとしたら、有効期間満了の案内がないことでしょうか。
 
うっかり有効期間が過ぎて免許が失効してしまわないよう、気を付けないといけませんね。
 
ちなみに、ヤマハさんで免許を更新すると、期限切れの1年前と1か月前に更新の案内が届くそうです。
 
 
 
≪まとめ≫
 
自分でやってみて感じるのは、余分な手間がかかる訳ではないこと。
 
記入する書類は減りますし、受講料の払い込みも不要(JEIS中部の場合)、収入印紙と発送手続きをするために郵便局へ行く必要がありますが、むしろ手間は少なくなります。
 
手間がかからない上に費用が数千円安くなるのなら、自分でやらない手はないと思います。
 
次に免許を更新する時は、ぜひご自身で更新してみてください。