リールのメンテナンス ~REVO LTX-L編~ | アラフィフオヤジバサー おさかなつれたよブログ

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釣りブログっぽいですが魚の写真はほとんど登場しません。

はじめに・・・

 

分かったような書き方してますが、ほとんどは先人の知恵や情報を参考にさせていただきました。

 

間違った情報が含まれているかもしれませんので、ご自分でメンテナンスをされる際は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

ベイトリールのメンテナンスに挑戦しました♪

 

手持ちのリールで一番巻き感が悪くなってしまったREVO LTX-Lを使ってメンテナンス初体験です。

 

 

なにぶん初めてのことなので、分解して元に戻すのが実は一番大きな目的だったりします ( ̄▽ ̄)

 

ついでに巻き感アップを目指してグリスをオイル化してみました。

 

賛否あるかと思いますが個人的なお試しということで。

 

 

 

 

 

準備したのはグリッチオイルの『パッシブ』と『エボ500』。

 

 

低粘度のパッシブを各ベアリングに、超高粘度のエボ500をギヤに使用しました。

 

パッシブの粘度が15、エボ500がネーミングの通り500です。

 

ちなみに、粘度とは流体のねばり具合を表す数字で、数字が小さいほど“サラサラ”に、大きいほど“ドロドロ”になります。

 

身近なものでいうと、灯油10、サラダオイル65、とんかつソース640、コンデンスミルク2000だそうです。

 

 

 


 

前置きはこれくらいにして、作業開始ビックリマーク

 

 

 


 

 

まずはハンドル周辺。

 

去年の釣行時にハンドルナットを固定するプレートを紛失してしまったため欠品しています。

 

 

お次はマグブレーキ側のサイドプレートとスプール、スプールベアリング。

 

ブレーキユニットの分解はパスしました。

 

 

続いてメカニカルブレーキ。

 

 

ベアリングは脱脂・洗浄後、パッシブを注油しました。

 

 

 

 

 

 

ここからは未知の世界へ突入。

 

ビスを4本、サイドプレートを取り外し、ご開帳♪

このビスたち、全部サイズが違いました。

 

 

ノーメンテナンスだった割にキレイ♪

 

ABUのリールはグリスベタベタなんて聞きますが、そんなこともなく。

 

中古のリールなので前オーナーさんがメンテしてたと思われます。

 

 

 

 

 

分解の続き。

 

メインギヤとピニオンまわり。

 

 

ドラグワッシャーは汚れを拭き取っただけで給油はせず。

 

ワタシはドラグを常時フルロックしてるんで、無駄に滑らなければヨシとして手を入れませんでした。

 

 

 

 

 

レベルワインドとウォームシャフトまわり。

 

ココは見ての通りキッタナイ ( ̄▽ ̄)

 

パーツクリーナーでしっかりお掃除してエボ500を給油。

 

 

念のた図面でも確認しましたが、LTXの場合ウォームシャフトのベアリングは1個だけみたい。

 

 

 

 

 

最後にフレームを掃除して各ギヤにエボ500を塗って組み立て。

 

 

巻き感に影響なさそうなクラッチ部分の分解はパスしました。

 

 

ネジが1個余っちゃたー・・・なんてオモロイことは起きず、とりあえず元に戻すことができました。

 

おかえりなさい(笑)

 

 

 

 

 

メンテナンス後の巻き感ですが、良くなった・・・気がします クラッカー

 

まあ、劇的というほどではないので自己満足の域を出ませんが。

 

劇的といえば、一番変わったのがハンドルノブ。

 

脱脂と低粘度オイルのお陰でクルックル回るようになりましたが、その代償として指ではじくとヒューンって異音が・・・あせる

 

高速回転する場所じゃないんで、中粘度~高粘度の方が巻き感が良くなる気がします。

 

 

 

 

 

反省点。

 

ハンドルノブでも少し触れましたが、全てのベアリングに低粘度オイルというはちょっと無理があったかもです。

 

粘度が低いと油膜が切れやすくなるんで、水分が入りやすいハンドルノブやバラシにくいウォームシャフトのベアリングはむしろ中粘度以上のオイルが良さげです。

 

あと、エボ500は付属のスポイトじゃなく刷毛を使った方が無駄なく満遍なく塗れそう。

 

挿し過ぎたオイルが組み立て後に染み出てきてボディがオイリーになってしまいました汗

 

組み立てに気を取られて給油が疎かにところもあるし、メンテナンスのおかわり決定です ( ̄▽ ̄)