映画「土を喰らう十二カ月」を映画館で観た後、原作を読みたくなって、文庫本を小さな街の書店で探して購入。
ブックオフでも探せばあったでしょうが、文庫本には映画のカバーバージョンもついていてお得感があった。
オリジナルカバーの装画は水上勉、みなかみではなくみずかみ!
このエッセイが連載されたのは、雑誌「ミセス」の1978(昭和53)年1月号から12月号、1月の章を読んだが、松たか子さんは出てこない。
また、水上さんも1919年生なので、59歳くらい、、
文庫本に載っていた写真も若くって、とても高齢者にはみえない。
精進十二カ月とサブタイトルがついているものの、、、
精進料理の噺であって、軽井沢に住んで、ゴルフ場にも行っているので、若いころの精進を思い出して語るといった内容でしたねw
どこまで読めば、松たか子さんがでてくるのだろうかと思っていたが、映画のパンフレットでは種明かしされていて
松たか子さんのキャラは創作、エッセイでは最後にちょこっとでてくるだけだったのです。
そういえば、角川映画の惹句「読んでから見るか 見てから読むか」
いずれにしても、のっかれば、角川が勝つことになっているのです(笑)
1976(昭和51)年の「犬神家の一族」のときで、これは観るだったような気がしたのですが、、、
ネットでその違いを引用すると
「見る」と「観る」の違いは、そこに「意識」があるかどうかです。
「見る」は、無意識で、受動的。
一方、「観る」には、前提として動植物や自然、試合や芸能などの対象を見きわめようという意識や行動があり、能動的です。
やはり、みのがせば、その場で再生できない映画は観るで、DVDとは感覚が違うのですよぉぉ
そういえば、1974(昭和49)年6月29日ショーケン兄さんの主演映画「青春の蹉跌」が公開されたが、この映画には1968(昭和43)年の小説があって、作者の石川達三が試写をみて、激怒したとか、、、
まあ、映画と原作って、別物と考えたほうがいいのでしょうが、、、
映画のパンフレット
中江裕司監督自ら経過を書いていて、始まりが2018年2月からで、翌年の5月に主演の沢田研二さん、7月に料理担当の土井さんに会っているので、これで骨格を決めたのでしょうね、、、
沢田研二さん
「今の姿を映画にさらしてみたいという気持ちはあります」
「言われたことをやるだけですから」って、
いまジュリーはいいねぇ、、
撮影は2020年2月~2021年7月、
2021沢田研二ソロ活動50周年LIVE「BALLADE」
5月28日:東京、6月1日:名古屋、6月3日:大阪フェス
2021年8月6日映画「キネマの神様」公開
2022年11月11日「土を喰らう十二ヵ月」公開といった流れ
最近のザ・タイガースのピー(瞳みのる)のブログ
ピーは、ジュリー主演映画「土を喰らう十二ヵ月」に興味がないはずがないし、原案となった水上勉のエッセイを読んでいるはず、、、
公開の少し前くらいから、食のことを書き始め、今では毎日といってもいい程、料理を創る日々ではないか!
めっちゃ、影響受けてるやんwww
再び映画のパンフレットをみると興味深かったですね。
稲垣えみ子(元朝日新聞論説委員)
彼女は寄稿していて、節電生活をしていたアフロ女性、
何とジュリーのファンクラブに入っていたのですね、、、
料理研究家の土井善晴
1976(昭和51)年にパリのサンジェルマンですれ違ったことがある。
音楽の大友良英
PYGっていうバンドが大好きって、、、
新潮社の文庫本の宣伝では
水上勉の小説では、昨日書いた「雁の寺」+「越前竹人形」もある。
映画「越前竹人形」のことも思い出して、妻に先立たれた主人公のツトム、どのような死だったのでしょうか、、、、
義母の奈良岡朋子さん、映画「どですかでん」にも出ていたのですが、どんな役だったのか、確認したくなりましたね、、、
ウィキれば、沢田研二の大ファンとか、、、
また、瀬戸内寂聴さんの小説もありましたが、全く読んだことはございません、、、
いやぁ、まいったなぁ、、、
映画からの旅は続くんだなぁ、これが、、